MECE、PEST、SWOT、VRIO、ERRC――。一体、何のことか分からない人もいるはず。これらの4文字英語はすべてビジネスのフレームワークと呼ばれるものだ。「フレームワークなんて分からなくても仕事はできる」という人もいるだろうが、こんな考えもある。 『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』の著者である永田豊志さんは、「役職が上がれば上がるほど、フレームワークは共通言語になる。きちんと身に付けることで、現場も経営も仕事の進め方が変わってくる」という。そんな永田さんに話を聞いた。 武道でいうところの型 永田さんにとって、フレームワークとは何だろうか。「基本的には企画の引き出し。武道でいうところの型です。武道の基本は型をひと通り覚えること。同じようにビジネスパーソンにとっての基本、基礎に当たるものがビジネスフレームワークなんです」。まずは基本の枠組みであるフレームワークを覚えて
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