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映画に関するchoki_panchaのブックマーク (21)

  • ピクサーの「脚本の書き方講座」が素晴らしかった - Gamers, Be Ambitious

    今回はゲームとあまり関係ない話。 『トイ・ストーリー』シリーズを始めとする数々の傑作でおなじみアニメ制作会社、ピクサー。この会社の作品のDVDソフトには、たいていピクサー社内における制作現場のメイキング映像が特典として収録されている。最新作『トイ・ストーリー3』のブルーレイ版にも豪華な特典映像がたっぷり付いていたが、その中のひとつ「脚の書き方講座」が、映像をまじえてとてもわかりやすく作られており、非常に面白いものだった。 まず前提として、ハリウッドの娯楽映画の多くは「映画の尺の1/4が第1幕(発端)、1/2が第2幕(葛藤)、残りの1/4が第3幕(解決)」という3幕で構成されている。ピクサー作品の場合「脚はおおよそ100ページで、3幕の配分は25/50/25ページ」とのこと。 この特典映像「脚の書き方講座」では、ピクサーの『トイ・ストーリー』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレデ

    ピクサーの「脚本の書き方講座」が素晴らしかった - Gamers, Be Ambitious
  • 『アバター』3D全方式完全制覇レビュー:It's a ...:So-net blog

    今年は3Dテレビ元年といわれています。Sony・Panasonicを筆頭に各社、映像が立体的に見える3Dテレビを世界展開してくるわけですが、なぜ今年こんなに「3D!3D!」と言うようになったのかというと、その震源地は映画大国アメリカ。 数年前から徐々に3D上映する作品が増え始め、その映画館での映像体験を家庭にもということで、技術開発が進み、今年ようやく満足いくレベルの3Dテレビが出せそうな状況が整ったので、一気に注目を浴びるようになったというわけです。 そんなエレクトロニクス業界の期待を背負う3Dテレビ、日ではなじみが薄いために「当に3Dテレビなんて流行るの?」と懐疑的な見方もあると思いますが、あのアメリカ人をここまで駆り立てるほど映像体験とはどのようなモノなのか、とにかく自分の目で見てみないことには話が始まりません。 そこでこの年末年始最も話題を呼んでいる3D映画、『タイタニック』の

  • 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の“ジョニー・B・グッド”演奏シーンに関するほぼ完璧な解説。 - 想像力はベッドルームと路上から

    http://burusoku-vip.com/archives/1113139.html 三部作の中でも屈指の名シーンとして挙げられることも多い、ダンス・パーティーでマーティが即興で“ジョニー・B・グッド”を演奏するこのシーン。 僕も大好きなシーンなんですが、これに関する“ベスト”と呼べる解説を見つけたのでご紹介。 バックトゥーザフューチャーで歌っていた曲は? - 海外アーティスト 解決済み| 【OKWAVE】 質問:「バックトゥーザフューチャー(1)」で主人公が学園祭の代役ボーカルとして歌った曲は誰の歌っている曲なのでしょうか?出来れば、英語のスペルでの歌手名・曲名を教えてください。カテゴリーが違うかもしれませんがよろしくお願いします。 皆さんがおっしゃっているように、チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」ですが、この曲はプレスリーとは別にロックンロールの原点になっている曲です。で

    『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の“ジョニー・B・グッド”演奏シーンに関するほぼ完璧な解説。 - 想像力はベッドルームと路上から
  • 人気絵本「ウォーリーをさがせ!」が実写映画化! : 映画ニュース - 映画.com

    映画.com ニュース] おびただしい群集の中から、黒縁メガネに赤と白の縞模様の服を着た主人公ウォーリーを探し出す人気絵「ウォーリーをさがせ!」が、実写映画化されることが明らかになった。 米バラエティ誌が伝えたところによると、いくつかのスタジオによる争奪戦の末、ユニバーサル・ピクチャーズとイルミネーション・エンターテインメントが映画化権を獲得した模様だ。 イラストレーターのマーティン・ハンドフォードによって描かれた「ウォーリーをさがせ!」は、1987年にイギリスで出版されて以来、日をはじめ世界中で約5000万冊を売り上げている大ヒット絵シリーズ。これまでTVアニメが製作されたほか、TVゲームも発売されている。 今回の実写映画化については、作者ハンドフォードのビジネスパートナーであるマイク・ゴーナルも関与するようだ。監督やキャストなど、詳細はまだ明らかになっていない。

    人気絵本「ウォーリーをさがせ!」が実写映画化! : 映画ニュース - 映画.com
  • 『ヤッターマン』には困った: たけくまメモ

    三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。 http://www.yatterman-movie.com/ ↑実写版『ヤッターマン』公式サイト 三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。 アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。 三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒ

  • 超映画批評『ヤッターマン』85点(100点満点中)

    『ヤッターマン』85点(100点満点中) 2009年3月7日(土)より、全国ロードショー 2009年/日/カラー/111分/配給:松竹、日活 監督:三池崇史、原作:竜の子プロダクション、脚:十川 誠志 出演:櫻井 翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、深田恭子 フカキョンドロンジョは、歴史に残る名ヒロイン 日映画界には妙な癖があって、到底実写じゃ成立しないような漫画・アニメ作品ばかり、なぜか好んで映像化する。ゴルゴ13、ルパン三世、デビルマン、そして二十世紀少年……。 その多くは事前に誰もが予想した通り、まれに見る珍作へと仕上がり、ダメ好きマニアの語り草となる。もはや、この国のお家芸といっても過言ではない。 しかし、ヤッターマンの映画化企画までもが気だったとは、さすがの私も予想だにしなかった。ましてや、興収50億を狙える記録的な大ヒットスタートになろうとは。映画業界は変人ばか

  • 実写『ドラゴンボール』は別もの!? 鳥山明が異例のコメント(オリコン) - Yahoo!ニュース

    カメハメ波を放つ悟空 (C)2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama.DRAGONBALL &(C)Bird Studio/Shueisha, Inc. ハリウッドが実写映画化する『ドラゴンボール』の新たな劇中シーンが公開された。約90秒のこの映像の冒頭では、原作者の鳥山明から日のファンへ向けての「別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません」という、映画予告編としては異例のメッセージが表示される。 鳥山明のメッセージも!実写『ドラゴンボール』最新映像 この予告編は、7日(土)から全国の映画館で上映されているもの。ついに神龍がその姿を現すほか、カメハメ波を放つ悟空、ブルマ、亀仙人とピッコロ大魔王との激しいアクションシーンや、ハリウッド大作らしい壮大なスケールの世界観の一部がお披露目された。さらに浜崎

  • キアヌ・リーブスが、日本アニメ「カウボーイビバップ」主演を断言! : 映画ニュース - 映画.com

    「地球が…」よりSF度アップ?[映画.com ニュース] 菅野よう子によるテーマ音楽Tank!」でも有名なサンライズ制作のアニメ「カウボーイビバップ」(98~99年放送)。作をハリウッドの20世紀フォックス映画が、「アイ・アム・レジェンド」「スキャナー・ダークリー」の製作者アーウィン・ストフのプロデュースにより実写映画化すると今年7月に伝えられたが、主人公スパイク・スピーゲル(声・山寺宏一)役の噂があったキアヌ・リーブスがこのほど、米MTV映画ブログに主演することを認めた。 「カウボーイビバップ」と言えば、2071年を舞台に、宇宙船“ビバップ号”に乗った賞金稼ぎのスパイク・スピーゲルやジェット・ブラックらの活躍を描き、アニメ「ルパン三世」と松田優作主演のドラマ「探偵物語」を足して2で割ったようなハードボイルドSFアニメ。00年の日SF大賞で星雲賞(メディア部門)を受賞するなど、SF

    キアヌ・リーブスが、日本アニメ「カウボーイビバップ」主演を断言! : 映画ニュース - 映画.com
  • 【レビュー】こういう作品を待ってたぜ! 日本アニメジャンキーも抵抗なしに楽しめた『WALL・E/ウォーリー』 | エンタテインメント | マイコミジャーナル

    CGアニメ映画で今一番突っ走ってる会社といえばピクサーだ。フルCG映画を作っているのはピクサーだけじゃない。でもピクサーが作る映画は他と違う。だいたい絵作りに凝りすぎるとロクなCG映画にならないんだけど、ピクサーの映画は綺麗な絵がより映えるストーリーや演出が徹底的に考えられてて、演出が絵に負けてない。それもこれも、いまや天才アニメ監督として名を馳せるジョン・ラセターやここで紹介する「ウォーリー」の監督であるアンドリュー・スタントンなどの強力な演出スタッフのなせる技と言えよう。 …なんて綺麗にまとめてみましたが、オイラはこの手のCG映画が正直苦手。登場キャラのツルツルしてバタくさい顔がダメなのよ。ストーリーも良いし背景、動きの表現なんかはすごいと思うんだけど、くどい顔でペラペラしゃべる擬人化キャラを見るとげんなりして、どうしても楽しめない。止め絵と省略が持ち味の日製アニメに毒されてるせいか

  • 映画「バットマン」無断で市名を利用 トルコのバトマン市提訴へ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    米人気映画シリーズ「バットマン」で市名を無断で利用されたとして、トルコ南東部にあるバトマン市のカルカン市長は5日、映画製作者を相手取り訴訟を起こす意向を明らかにした。 トルコからの報道によると、カルカン市長は「世界でバトマンはひとつしかない。米映画『バットマン』の製作者はわれわれに通告なく、われわれの地域の名を利用した」と訴え、必要ならば、提訴のため、渡米するとも話したという。(中東支局) 【関連記事】 ・ ハリポタ新作!? インド映画「ハリ・プッター」提訴される ・ バットマン逮捕 母親らに暴力をふるう ・ 「バットマン」不起訴処分に 証拠不十分で ・ クリスチャン・ベール“事件”語らず会釈 ・ 初日興行収入71億円!バットマン最新作が新記録

  • 福本伸行のマンガ「カイジ」が藤原竜也主演で2009年映画化か

    「限定ジャンケン」や「鉄骨渡り」など衝撃的な展開で読者の度肝を抜いてきた福伸行のマンガ「賭博黙示録カイジ」が日テレビ制作で映画化されるそうです。 これは、映画のエキストラを募集していることから明らかになったもので、主人公のカイジを藤原竜也が演じ、2009年夏に公開される予定となっています。 詳細は以下から。 WFC:わたらせフィルムコミッション 映画『カイジ』エキストラ大募集のお知らせ(ウェブ魚拓はこちら) 募集しているのは20~40代の男性70名で、主役のカイジが船の中で行われる限定ジャンケンを行っているシーンで一緒に参加しているプレイヤーとしての出演になるそうです。 映画の原作は福伸行がヤングマガジンに連載してるマンガ「賭博黙示録カイジ」で、日テレビ系でアニメ化もされています。今回映画の中で描かれることが確定しているエスポワールという船での限定ジャンケンは最初のエピソードに当た

    福本伸行のマンガ「カイジ」が藤原竜也主演で2009年映画化か
  • 草なぎ&ガッキーで「しんちゃん」実写化(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

    草なぎ&ガッキーで「しんちゃん」実写化 「SMAP」の草なぎ剛(34)と新垣結衣(20)の共演で時代劇映画「BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―」(09年9月公開)が製作される。原案は人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版第10作「―嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(02年)という異例の試みだ。09年9月公開予定。 大人も楽しめるアニメとして評価が高い「映画クレヨンしんちゃん」から、実写映画が誕生する。「BALLAD」は戦国時代が舞台。小国の武将(草なぎ)と美しい姫(新垣)の悲恋を描いたラブストーリー。映画「―戦国大合戦」で、主人公しんのすけが戦国時代にタイムスリップしたように、現代からやってきた真一(武井証)一家が2人の恋路にかかわる。 メガホンをとるのは、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督(44)。「しんちゃん」を見て目からウロコが落ちたといい「今までの時

  • 2008-09-14 - てれびのスキマ 「樹木希林の殺意」

    映画ファンならずとも、昨年の*1の「日アカデミー大賞」の選考に唖然となった記憶が残っている人は多いだろう。それ以外の多くの賞レースで賞を総なめにしていた「それでもボクはやってない」をほとんど無視し、主催の日テレが出資した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」がほとんどを独占するという理解しがたい結果*2だった。 もちろん、「東京タワー」も松尾スズキの脚を読んだ関係者からの前評判は高かったし、オダギリジョー、樹木希林ら役者陣は好演していたものの、「それでもボクはやってない」を押しぬけて賞をほぼ独占するのはとても納得のいく選考*3とはいえなかった。 その授賞式の微妙な空気はテレビ中継を見た人ならよく覚えているのではないか。 松尾スズキの場違いな場所にいるという居心地の悪さ丸出しの表情、奇抜な衣装でやってきて苦笑いしかできないオダギリジョー……。 そしてそれに拍車をかけたのが樹木希林だ

    2008-09-14 - てれびのスキマ 「樹木希林の殺意」
  • 第十五回 働くママさん、ポニョに癒される@文化系ママさんダイアリー(堀越英美)Webマガジン幻冬舎

    戦争への思いを込めて、ライブで歌った「脱走兵」「朝日のあたる家」「一の鉛筆」。 大竹しのぶ 大竹しのぶさんの朝日新聞の連載エッセイ「まあいいか」を1冊にまとめた『ヒビノカテ まあいいか4』より、大竹さんの日常が覗けるエピソードを少しずつお届けします。 今回は、ライブに込めた思いと、父からもらった言葉のこと。 ケサラケサ...

    第十五回 働くママさん、ポニョに癒される@文化系ママさんダイアリー(堀越英美)Webマガジン幻冬舎
  • 福島みずほのどきどき日記 スカイ・クロラと崖の上のポニョ

    8月27日(水) 最近、DVDで、チェンバー、わたしは告発をするなどの映画を見ている。 ある映画の審査員をしていることもあり、実は、映画を見ることが大好きである。 これは、議員になる前から、やっているので、引き続きやっている。 圧倒的に、日映画を見るようになった。 「スカイ・クロラ」と「崖の上のポニョ」のことを考えている。 キネマ旬報8月号は、この両者の特集、別冊宝島は、スカイ・クロラと押井監督の特集である。 わたしが、宮崎駿監督の作品が好きなのは、のびのびしたむ気持ちや前向きな気持ちになれるからである。 彼の作品は、やはり、人が生きることを肯定し、励ましてくれる。 アニメージュに、連載をされた風の谷のナウシカは、すごく深いけれど、映画もそうだだが、絶望的な状況で、身を乗り出していくナウシカにやはりとてつもなく励まされる。 「もののけ姫」のコピーは、「生きろ」だったし、「千と千尋の神隠し

  • てすかとりぽか 『崖の上のポニョ』 クトゥルー神話

    連休3日目。混んでるんだろうなーと思いつつ観にいったら意外と空いてましたワーナーマイカル板橋。それでも、劇場ロビーにうじゃうじゃいるお子様たちはこれじゃなくポケモンを観に来ていたのですね。 『崖の上のポニョ』 2008年。宮崎駿監督映画。この作品に関して事前に得ていた知識は「ポニョは魚の子」という広告コピーと、「よくわからない映画」という世間の評判だけだったけど、別にわかるとかわかんないとかそういう以前に、とても愉快で楽しい映画でした。 そもそも、子供向けに創られた作品なんで、難しいこと考えずにポニョのキモかわいい動きを見れればそれだけでいいと思います。とりあえず、3つあるポニョの形態のうちでは、半漁人形態の動きが一番かわいいと思います。バルキリーで言うところの「ガウォーク」形態ですね。 あと、やっぱりポニョの妹たちがキモかわいいです。そういう意味では、CMのあのわらわらした魚っぷりを「キ

  • 崖の上のポニョが神過ぎた件:ハムスター速報 2ろぐ

    映画作品・映画人板からです。スレ投稿ありがとうございました。 ポニョのネタバレあり 管理人はこのスレ見てからもう一度見ようと思いました。 かなりレス番いじくって引用してます。 2008/09/03 21:30追加更新: 497氏からメールにてコメントを頂いたので記事末尾に掲載いたしました、興味ある方はご覧ください。 30 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:11:06 ID:gI67iKAK ポニョ見てガクガク震えた俺がきましたよ。 この映画はすげえよ。神かは知らんがすげえよ。 間違いなく宮崎駿の集大成だ。 ここでチラ裏させてくれ。 32 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:16:18 ID:gI67iKAK 俺の知識は一夜漬けレベルなので詳しい人は補完たのんます。 宮崎監督は神話の要素を毎回出してくるけど今回もてんこ盛りだったな。 自分の考えをま

  • コッポラのコーマン門下生時代について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「コッポラの胡蝶の夢」のパンフに、コーマン門下生時代のフランシス・コッポラについて書きました。 1960年代初め、ハリウッドのメジャー・スタジオは閉じられていた。 監督やカメラマンなどスタッフの平均年齢はほとんど60歳を越えていたにもかかわらず、大卒の募集は行われず、わずかに縁故採用があるだけだった。 いっぽう、全米各地の大学にはようやく映画学科が設立されていった。大衆の娯楽だと思われていた映画は、フランスで芸術として評価されるようになり、その影響がようやくアメリカに及んだのだ。コッポラもUCLAの映画学科で学んでいたが、何のコネもない彼にとってハリウッドに入るのは不可能に近かった。 まず自主制作で映画を撮ってポートフォリオにしようにも、当時まだ8ミリ映画の機材はまともな映画を作れるレベルには達していなかったし、学生の自主映画を評価してくれる映画祭なども確立されていなかった。そんな状況で、

    コッポラのコーマン門下生時代について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 『ダークナイト』~苦悩映画の最高傑作: たけくまメモ

    シリーズ物の娯楽映画の中にあって、「特別な作品」として突出してしまう一がおうおうにしてあります。たとえば「007シリーズ」の『ロシアより愛を込めて』であるとか、「ルパン三世」における『カリオストロの城』のような作品です。シリーズというわけではありませんが、中川信夫監督の『東海道四谷怪談』も、芝居を含めて同じ原作が何百回もリメイクされている中での「特別な作品」だと言っていいでしょう。 いずれもシリーズ物に来内包されている「設定とキャラクターの面白さ」に加えて、スタッフや役者の才能が絶妙のタイミングで絡み合って、シリーズでも二度と再現できないような、奇跡的傑作になってしまったものです。 現在公開中のクリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』もまた、「特別な作品」であります。『バットマン・ビギンズ』に続く、「新生バットマン」シリーズの最新作。これも60年代のTVシリーズや、ティム・バートン

  • どきどきのような!ふしぎのような!−「崖の上のポニョ」について− - 宮本大人のミヤモメモ(続)

    いやー、この長男の初見の第一声。こうやって見出しにして、改めて眺めると、これ以上何を付け加えることがあるのかと言いたくなるような素晴らしい感想ですが、おやじはおやじで思ったことを書いておきます。 前回のエントリで、「最高じゃん」と書きました。もう「もののけ姫」以降恒例になってるわけですが、いわゆる「うるさがた」のみなさんは、今回も色々おっしゃっているようです。そんな中で「最高じゃん」と一言で言い切ることが、批評的な意味を持つような作品だと思ったんですね。ほんっとに吹っ切れたんだな、と。 普通にいい話だし、今までの宮崎駿のフィルモグラフィーを踏まえれば、特別分かりにくいところなどない、実に明解な話だと思いました。 別にきちんとどんなことが言われてるのかフォローしてるわけじゃないんですが、この作品について否定的なことや、否定のような肯定のような煮え切らないことを言っている方たちは、自分の眼が恐

    どきどきのような!ふしぎのような!−「崖の上のポニョ」について− - 宮本大人のミヤモメモ(続)