来春放送開始予定の石川県を舞台にした新作アニメ「花咲くいろは」の発表会が5日、金沢市広坂1丁目の金沢21世紀美術館シアター21であった。主要キャストを演じる声優5人が勢ぞろいし、全国からアニメファン約150人が参加した。 アニメは、富山県南砺市の制作会社「ピーエーワークス」が設立10周年を記念して制作する初めてのオリジナル作品。東京から突然、祖母が経営する温泉旅館に移り住むことになった女子高生と、旅館で働く同世代の女の子や先輩たちが悪戦苦闘しながら成長していく姿を石川の四季を織り交ぜて描く。 会では、主役を演じる伊藤かな恵さん、豊崎愛生(あき)さんらが登場してのトークがあり、同じく主要キャストで金沢出身の声優、能登麻美子さんが司会を務めた。 監督の安藤真裕さんは「10代の女の子の等身大の感情を表現したい」と話した。声をあてるのはこれからで、声優らは「アフレコが楽しみ」と口をそろえ、会場のフ