ご存知の方も多いと思いますが、『こころが片づく「書く」習慣』(古川武士著、日本実業出版社)の著者はライフハッカーでも連載している「習慣化コンサルタント」。本書の冒頭ではまず、会社勤めをしていた15年前のことを振り返っています。 というのも、当時は仕事に関する気がかりや不安、心配ごとが頭から離れず、心からリラックスできない日々を送っていたというのです。常にやるべきことに追われ、不安が先行して心が落ち着かない状態だったということ。 そんななか、自分よりも忙しいはずの先輩社員や上司が、精神的にはリラックスして見えたのだとか。「なにが違うのだろう」と観察した結果わかったのは、多忙ななかでも冷静でいられる人は「頭の整理」がうまいということ。 仕事の全体像が見渡せており、必要なタスクや期限、仕事のネックやツボを把握しているからこそ、多忙ななかでも冷静さを保てていられるというわけです。 それがきっかけと