呑み切りとは、この冬製造された酒の貯蔵タンクの呑み口を開けて(「呑み」を切って)、利き酒をして、清酒の酒質と熟成の進み具合を評価する行事。東京では、例年6月中ごろ国税局の鑑定官に評価を依頼しているが、特別に一般消費者が参加できる機会を設けた。今年で8回目の開催となる。「タンクで貯蔵している加水調整前の酒は通常一般の方は飲むことができない。この特別な酒を一般の方にも味わっていただきたいと思い企画した」と話すのは同組合の玉木千代子さん。 当日は、同組合に属する蔵元7社が出展予定。タンクで貯蔵されていた酒、各社4酒類(大吟醸・吟醸・純米・本醸造など)や、市販商品各社3~4種など、合計約50種類の酒の利き酒ができる。蔵元グッズや、酒かすようかん・酒かすかりんとうなどの蔵元スイーツも販売するほか、昨年に引き続き、各酒を醸した杜氏(とうじ)や製造担当者との交流を深める機会も用意する。「杜氏や蔵人(くろ
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