気が短かったり、怒りっぽかったりする人は、心筋梗塞など重い心臓病になっても再発しにくいとする研究報告を日本医科大学の研究グループがまとめました。 怒りを素直に表現できる人は、心臓への負担が軽くなっているのではないかということです。 この研究を行ったのは日本医科大学の水野杏一名誉教授らの研究グループです。 グループでは心筋梗塞や心不全など重い心臓病で入院した患者414人を対象に、退院時に怒りっぽい性格かどうかを判定する検査を受けてもらいました。 この検査は、「他人の間違いで自分が遅れると腹が立つ」など10項目にどの程度当てはまるかを答えるもので、グループでは、その後、2年半にわたって患者を追跡調査しました。 その結果、怒りっぽい性格だと判定された患者は、そうでない患者に比べ、心臓病を再発するなどして入院したり死亡したりする割合が半分程度だったということです。 また、「うつ状態」かどうかを判定
他人から褒められると運動技能の成績がよくなるという実験結果を、名古屋工業大学などの研究グループがまとめ、「褒めて伸ばすということばが科学的に証明できた」としています。 実験を行ったのは名古屋工業大学などの研究グループです。 グループでは右利きの男女48人を対象に、左手を使ってキーボードで5桁の数字を30秒間にわたって、できるだけ多く何度も入力する運動技能の実験を行いました。実験は12回行われ、実験の後、48人は「他人から褒められる」と、「他人が褒められるのを見る」、それに「自分の成績を見るだけ」の3つのグループに分けられたということです。 そして、翌日にも同じ実験を行うと、他人から褒められたグループは、入力回数の成績が20%よくなっていた一方、ほかの2つのグループは、いずれも14%程度の伸びにとどまっていたということです。 名古屋工業大学、テニュア・トラック准教授の田中悟志さんは「運動機能
ジンバブエの首都ハラレ(Harare)から北に約50キロのChinhamoraでホウレンソウを束ねる生産者(2011年2月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【6月26日 AFP】米国生まれの人気キャラクター、船乗りのポパイ(Popeye)。缶詰のホウレンソウを飲み込むと筋肉もりもりになり、ピンチを切り抜ける――このポパイの行為が正しかったことが、スウェーデンの研究チームによって証明された。 ホウレンソウには硝酸塩が含まれているが、ストックホルム(Stockholm)のカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)の研究チームが硝酸塩を加えた飲み水を1週間与えたマウスを解剖し、対照群のマウスと筋機能を比較したところ、硝酸塩入りの水を飲んでいたマウスの筋肉が増強されていたことが分かった。 研究に参加したAndres Hernandez氏によると、
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