香港中国通信社は15日、中国陝西省西安市で、新疆ウイグル自治区で相次いでいるのと同様の注射針などによる刺傷事件が多発していると伝えた。 同自治区ウルムチでは、事件を防げない当局の治安対策への住民の不満が、今月上旬のデモにつながった。中国当局は、建国60年となる10月1日の国慶節を前に、事件が模倣されるなどして全国に拡大しないよう警戒を強めているもようだ。 同通信社によると、同じ路線バスに乗車中の少なくとも4人の乗客が針で刺され、病院で検査を受けた。市公安局は複数の同様の事件を受理し、捜査中であることを確認。市内では私服警官や治安要員ら約5千人がすべての路線バスに分乗し、警戒に当たっているという。(共同)
【北京=福島香織】中国民政省によると、四川省アバ・チベット族チャン族自治州●(=さんずいに文)川(ぶんせん)県を震源とする大地震は13日午前7時(日本時間同8時)現在、死者は、四川、甘粛、陝西、重慶、雲南、山西、貴州、湖北の8省で確認できるだけで9219人に達した。倒壊家屋は50万戸以上という。中国中央テレビ(CCTV)は四川省だけで死者1万人に達していると報じるなど、一夜明けて被害状況が徐々に明らかになってきており、新華社電によると、震源地である同州●(=さんずいに文)川県の約6万人と連絡が取れていないという。 死者の内訳は四川省8993人、甘粛省132人、重慶市8人、陝西省85人、雲南省1人。CCTVによれば、震源地●(=さんずいに文)川県への交通は断絶しており、陸の孤島状態。12日夕に偵察に飛ばした軍用ヘリも悪天候に阻まれて引き返しており、救援隊は徒歩で現地に向かっているという。新華
中国・西安の警察に「8歳の息子が行方不明になった」と通報があった。「遊びに行った祖父宅で井戸に落ちたに違いない」と両親。警察は深さ約30メートルの井戸を調べたが、見つからなかった。 地元紙、西安晩報(電子版)によると、警察は近所の用水路や側溝なども捜索。ところが、通報から約5時間後、男児は自宅のソファの下に隠れているのが見つかった。 祖父にしかられた後、いつの間にか自宅に戻っていた男児。「警察が僕を捜しているから、びっくりして隠れた。出るに出られなくなっちゃった」。(共同)
■中国社会には、小さな矛盾、大きな不条理があふれている。それを変えてゆくにはどうしたらいいか。かつての中国人は、上に政策あれば下に対策あり、の要領で、その矛盾、不条理に目をつぶりつつ、コネとカネとチエをしぼりつつ、自分自身がその矛盾や不条理に巻き込まれないよう世渡りしてきた。それが正しい道だった。■しかし、それではいけない!と、思う人が最近現れはじめている。たとえば、昨年12月17日に会った●勁松さん(35)。人よんで公益訴訟人。彼は公益訴訟を次々おこして、法律をたてに社会の小さなゆがみをなおしていこうとしている。たとえば、06年は「鉄道省が春節に鉄道料金を臨時値上げするのは、価格法に違反し、不条理である」と主張し、鉄道省を相手取り裁判を起こした。■06年まで、鉄道省は、帰省ラッシュのおきる春節前後の2週間ばかりの間、料金の臨時値上げをしてきた。鉄道省は、列車の本数を増やすなどして燃料費が
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