ひたすら積読を消化しています。 今日紹介する本は、神野直彦先生の書いた『財政のしくみがわかる本』です。 財政のしくみがわかる本 (岩波ジュニア新書) おすすめポイント おすすめの方 人によっては?かも まとめ おすすめポイント こちらの本、平易な言葉で書かれていますが、内容はとても深いです。 財政が必要になるのはそもそもどういう背景からなのか、意義や理念、そして実態がスラスラ頭に入ってきます。 通常、財政は中学校社会科の公民や高校の現代社会、政治・経済などで扱われます。 重要なトピックであるにもかかわらず扱える時間数は限られています。 制度を教えたいけれども、消費税や国債費など時事的なテーマなどで議論もできる。それから社会保障政策も考えさせたい…! でも結局制度の説明に終始しがちですし、時間も少ないため、要点の説明で終えてしまうこともしばしば。 ですが、この本では一つ一つの財政制度の「意味
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