不登校の子どもたちの受け皿になることなどを目指して出版や動画配信を手がける「カドカワ」グループが、この春、開校したインターネットを活用した高校の入学式が行われ、およそ1500人が高校生活のスタートを切りました。 東京都内で行われた入学式には、15歳から86歳までの1期生、およそ1500人のうち73人が出席しました。東京の会場と沖縄県の伊計島にある本校をネットでつなぎ、新入生たちはゴーグル型の端末をつけて、沖縄にいる校長のあいさつを聞きました。この中で、奥平博一校長は「どんな人にも居場所のある学校にしたい。ネット時代の新しい高校をともにつくりあげましょう」と呼びかけました。 この高校では、ネットを通じて授業を受けるとともに、年に5日間、全国12か所の会場で試験や面接を受けることで、早ければ入学から3年で高校卒業の資格が得られるということです。また、課外授業では、コンピューターのプログラマーや