誰でも一度は議論したことがあるだろう、「うんち」と「うんこ」の違い。 自分の家などでは、姉妹でよく「“うんち”のほうが可愛げがある」「いや、うんちには媚びがあるが、うんこは実直で一本気な気がする」「うんちはやや軟便で、うんこは便秘気味のかためじゃないか」「軟便といったら、うんにょだろう」などと話し合ったものだが、その正確なところは判明しないまま、こんないいトシになってしまった。 と思ったら、書店の児童書コーナーで、見つけたのが、コレ。『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご―うんこのえほん』(ほるぷ出版)だ。 著者は日本トイレ協会会員の村上八千世さん。いろんなうんこの違いなどを楽しく書いている本だが、その巻末に、「うんこの分類と定義」として、積年の疑問を解決する便利な表がついているのだ。 では、表をもとに、簡単に名称とその特徴をまとめてみよう。 ・「うんぴ」……下痢便のこと。食べ過ぎによる消化不