不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 人間の側からみると、情報というのは本当に深くおもしろいものだと思う。 一般的に思われているような固定された情報などは一切なくて、情報を自分のなかで認知したと感じる人の行動の文脈次第でいくらでも変化する。 だから、そこに情報があるかないかなどは客観的には判断できない。 それは常に感じとる人間との相互作用的な関係性のなかに置かれているから。 言語活動の本来の働きは世界を規定したり説明することではありません。自らに固有の世界をうまずたゆまず崩してはまた築き続けることです。 言語でさえ、それを用いて表現するものを「規定」したり「説明」したりするのではなく、たゆまぬ崩壊と構築を繰り返す変化のなかに、人間を配置するための道具なのだ。 情報を受け取るという受動的な存在であるというよりも、