『ペルソナ5』はどうして“学園ジュブナイル”なのか? ディレクター・橋野桂氏による特別コラムから、シリーズの深層を知る【前編】 ペルソナ、ジュブナイル、“認知”……気になるアレコレの深層 アトラスより発売中のRPG『ペルソナ5』。週刊ファミ通では、本作の発売を記念し、アトラスのディレクター・橋野桂氏による特別なコラムを3号連続で掲載した。通常のインタビューではなかなか踏み込まない、しかし知っておくとゲームプレイの味わいが増す、そんな深みが感じられるコダワリのお話を、当記事より前後編で全文公開しよう。もちろん物語のネタバレはないので、安心して読んでほしい。 (聞き手・構成:編集部 川島KG) 『ペルソナ』シリーズが“学園ジュブナイル”である理由 『ペルソナ』シリーズは第1作より、学園を舞台にした“ジュブナイルRPG”として、作品ごとにさまざまなテーマを据えて高く評価されてきた。ジュブナイル(