JR東日本は4日、豪華寝台列車「クルーズトレイン」を新造し、2016年春に東日本エリアを皮切りに営業運転を開始すると発表した。 【最高倍率87倍】JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」の完成イメージ 10両の専用列車で投資額は約50億円。客車は6両でダイニングとラウンジが各1両の編成。客室は1両当たり2〜3室としスイートルームも設ける。定員は30〜40人で、2〜3泊用の周遊コースに導入する。料金は1人20万円程度となる見通し。 先頭車と最後部は運転室のほかに動力機器類を搭載。動力源はフランスやドイツで導入されているEDC方式を採用した。電化区間は架線からの電力、非電化区間は大型ディーゼルエンジンの発電で運行する。車両は工業デザイナーの奥山清行氏が担当する。 当面は東日本管内で運行し、将来は他のエリアも検討する。 JR東日本の冨田哲郎社長は「新しい観光需要が芽生えてきており、豪華列車で東