Type-Cコネクタの中には高速データ転送に使える信号線が4組用意されているが、「USB Alternate Mode」(以下、USB Altモード)という拡張仕様により、高速データ用の信号線にはUSB以外のインタフェース信号(シリアルバスに限る)も流せる。 通常の「USB 3.1 Gen 2」(最大10Gbps)では2組(送信用、受信用)だけが使われるが、それを残してもいいし、それを残さずに使うことも可能だ。さらに、別にUSB 2.0や最大100ワットの電源供給が可能な「USB Power Delivery」(以下、USB PD)用の端子も別にあるので、これを利用すれば主要インタフェースを全てType-Cコネクタに集約できる。 その高速データ用の信号線にDisplayPortを流そうというのがVESAの「DisplayPort Alt Mode(DP Alt Mode)」、Thunder