平屋建てなのに思い切って、三寸五分角の柱を、4寸角にした。太い柱の方が安心だと考えたが、これが大失敗。柱が太くなる分、部屋が狭くなることには気が付かなかった。特に廊下が狭さを感じさせる。 柱芯々で910mmの場合、三寸五分角の柱で大壁だと壁の内法は910−105−26=779mmであるが、4寸角の柱となると、764mmになってしまう。しかも天井高も廊下も2600mmにしたので、狭さを一層感じさせてしまう。 また三寸五分角の柱を、4寸角にしたせいではないが、構造材が乾燥材ではなくグリーン材になってしまった。そのため建築して6年経った今でも、ピシッと木の割れる音がするし、柱が倒れ襖などに隙間が目立つ。三寸五分角の柱にして乾燥材を指定した方が良かったと言える。 屋根裏をロフトにして、斜線制限から切妻屋根の端部を棟を中心に2/3ほど切り欠きバルコニーを設けた。その結果切妻屋根に入隅部ができてしまっ