骨の中が空洞化する「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」など骨量が減る病気について、その減少をくい止めるたんぱく質を、東京医科歯科大の高柳広教授(骨免疫学)らが見つけた。国内に患者が1300万人いるとされる骨粗鬆症や関節リウマチなど骨の病気への治療の応用が期待される。 骨は、破壊(吸収)と新たな形成のバランスが保たれることで、健康な状態を保っている。このバランスが崩れ、吸収が多くなると骨が空洞化して骨粗鬆症になったり、逆の場合は骨が密になる「大理石骨病」などを引き起こす。現在の骨粗鬆症の治療は、吸収を抑えることが中心で、形成を促す薬はほとんどないという。 高柳教授らは、もともと神経や免疫をコントロールする作用があることが知られていた「セマフォリン3A」(セマ3A)というたんぱく質に、骨の破壊を抑える効果があることを確認した。このたんぱく質を、マウスに静脈注射したところ、吸収の細胞を抑え、形
印刷 すし屋「浪花鮨」が考案したシシリアン巻き=佐賀市東与賀町 「シシリアンライス」を巻きずしにアレンジした「シシリアン巻き」をご存じだろうか。佐賀市のすし屋が考案。店頭で売り出したところ、じわりと人気が広がっているという。 メニューを考案したのは、同市東与賀町に店を構える創業34年のすし屋「浪花鮨(なにわずし)」。2代目店主の於保友和さん(34)が「学生時代から好物だったシシリアンライスをすしにできないか」と考え、昨秋から常連客などに試作品を振る舞っていた。 今年2月に市内で開かれたイベントで出品したところ、人気を集めて完売。店への問い合わせも相次いだため、4月から店でもメニューに加えた。 具材は佐賀産にこだわり、佐賀牛や有明ノリ、県産米を使用。すき焼き風に甘辛く煮た牛肉をトマトやレタス、卵焼きと一緒に巻き、マヨネーズをトッピング。1日限定30本で、値段は1本巻きが850円(8個
【動画】佐賀市が「シシリアン王国」建国 ご当地グルメPRシシリアンライスをほおばる秀島敏行市長=佐賀市 4月4日を「シシ」の語呂合わせから「シシリアンライスの日」と定める佐賀市が、制定4周年でさらに「4」が並んだ今年、シシリアン王国を建国した。 シシリアンライスは、生野菜と炒めた肉をのせてマヨネーズをかけた、ご飯もの。名前の由来は諸説あるが、市内の喫茶店で約30年前に生まれたとされる。 ご当地グルメは各地でブーム。地域興しの原動力にもなっている。初代国王の秀島敏行市長は「よその味には負けません。ウソだと思ったら食べに来て」。 関連リンク動画ページ
印刷 関連トピックス橋下徹 朝日新聞社は18、19両日、大阪府民を対象に朝日放送(ABC)と共同で電話による世論調査を実施した。昨年11月の大阪ダブル選後の初の調査で、橋下徹大阪市長の府民の支持率は70%、不支持は17%。松井一郎大阪府知事の支持率は54%、不支持は23%だった。 橋下氏が率いる大阪維新の会について「次の衆院選で国会で影響力を持つような議席をとってほしいか」と聞くと、「とってほしい」が59%(11、12日の全国調査は54%)で、「そうは思わない」は31%(同31%)だった。 橋下氏の支持率は知事時代の2010年1月に79%を記録。11年1月の71%までは7割台を維持していたが、同年10月には54%に落ち込んでいた。昨年12月に市長に就任した橋下氏は今回、府民の支持率が70%で、大阪市民に限った場合でも71%だった。橋下氏の政治手法については67%が「評価する」と答え、
印刷 関連トピックス橋下徹 大阪市は、防犯や景観上の問題となっている無人家屋について、行政の判断で撤去の手順を定める「空き家条例」制定の検討を始めた。特に西成区や生野区では住宅の約2割を空き家が占め、住民からも苦情や要望が出ている。橋下徹市長は西成区の活性化を図る特区構想を打ち出しており、街の環境改善策として注目されている。 市によると、住宅の空き家率はトップの生野区で21%、西成区で20%。両区では戦前に建てられた木造家屋が多く残り、所有者が死亡するなどして長く放置され、屋根や外壁が崩れた家もある。近隣の住民からは「建物が倒壊しそうで心配」「ゴミが投棄されている」などと改善を求める声が出ていた。 西成区では昨年末、木造の空き家から出火して周囲の計7棟が延焼する火災が発生。原因は不審火とみられ、防災面の問題点も指摘されていた。 購読されている方は、続きをご覧いただけます購読されている
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