2025年の大阪・関西万博の子ども招待事業をめぐり、大阪府交野市の山本景市長は24日、「学校単位で連れていかなくてもいい」との見解を示しました。 大阪府は、2025年4月に開幕する大阪・関西万博に「子ども招待事業」として、府内在住の4歳から高校生の全員を無料で招待することを決めています。 大阪府教育庁は現在、子ども招待事業を使った校外学習の実施について、各学校の意向調査を進めています。来場を希望する学校は、児童・生徒や引率者の人数、希望日時、来場手段などの詳細を記入し、学校単位での来場を希望しないか検討中の学校は「未定・検討中」と回答することになっています。 一方で、3月に万博会場の建設現場で火花が可燃性のガスに引火する事故が起きたことや、災害時の避難経路が不明確だなどとして、大阪の教職員らの労働組合が府の教育委員会に対し、事業を見直すよう申し入れるなど、教育現場では不安の声が広がっていま