(CNN) ロシアのプーチン大統領は12日、モスクワにある国防省の中央病院を訪れ、負傷した兵士らに国が彼らを必要としていると伝えた。 プーチン氏の病院訪問は、ロシア国民の祝日「ロシアの日」に行われる複数の公式行事の一つ。 同氏はウクライナで負傷した兵士らに国からの賞を授与。紛争は「映画などではなく、すべて現実に起きていることだ」と理解していると述べた。 その上で兵士らに対し「疑いなくあなた方の国、母国、そしてロシア軍が必要としているのは、あなた方のような人々だ」と語り、負傷からの回復後は引き続き軍務に就くよう促した。 プーチン氏が兵士らを訪問する中、ウクライナの国防当局者らはウクライナ東部ドネツク州で複数の集落を奪還したと主張している。