Dobry vecer! エリシュカです。 手短に、今回のトルコ軍機によるロシア機撃墜の件について あくまでもこちらは南東欧情勢に関することのみ扱っているのですが、シリア情勢も西側・ロシア関係に多大な影響を及ぼし地政学的状況に変化を与える可能性があります。 私は今回の事件が西側・ロシア間に深刻な対立をもたらすとは今のところ考えておりません。 まず西側・ロシアは事態をエスカレートさせない努力を最初からしていると思われます。 ロシアが当初地上から攻撃された、露軍機はシリア領から出ていないと言っていたのはロシアはトルコ(とNATO)との関係を今回の件で拗れさせたくないという意図だったのでしょう。それは今でも変わっているとは思われません。 少なくともロシアのこうした態度は西側へのこれ以上事態をエスカレートさせたくないというメッセージと受け止められたでしょう。 西側も、NATOのワシントン条約4条(