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詭弁に関するcielo_eeのブックマーク (2)

  • 書評 「詭弁論理学」

    先に香西秀信著 「論より詭弁ー反論理的思考のすすめ」を紹介したが、詭弁というものをもう少し論理学という点から勉強してみたいと思って、少し古くなるが名著といわれる野崎昭弘著 「詭弁論理学」を読んだ。野崎氏の論点は「詭弁には悩まされる人が多いが、別に論戦に勝とうと云うつもりがなければ、詭弁の構造を知って論理パズルを楽しむという手もある」というものだ。香西秀信氏は人文学者、野崎昭弘氏は数学者という明確な出自の違いがある。したがって香西秀信氏は詭弁を人間関係から論じているが、野崎昭弘氏は数学的論理という点から眺めている。私も弁護士ではないので相手との論争に勝とうと思わないが、世の中の強者の嘘は見破って馬鹿にしたい気持ちと女房には言い負かされたくないという気持ちで詭弁論理には興味を持っているのである。香西氏は「人間関係には力関係があって平等な関係ではない。したがって論理では世の中は動いていない。力で

  • 詭弁論理学 山本弘のSF秘密基地

    インターネット時代にこそ読むべき書 詭弁論理学 野崎昭弘 中公新書/1976年 380円 著者は山梨大学工学部教授(当時)で、数学関係の一般向け解説書を何冊も書いている。特にこのは、1976年に初版が出て以来、理系人間の間で隠れたロングセラーになっている。 世の中には、主張は正しくともディベートで負けてしまうという例が少なくない。自身も「議論べた」だという野崎氏は、世の中に満ちあふれている詭弁にはどのような種類があるかを分類し、それがどのように誤っているか、どう対抗すべきかを分析する。 まえがきで著者自身が警告しているように、これは詭弁をふるうためのハウツーではない。どうすれば詭弁に騙されないか、自分が詭弁に陥らないようにするにはどうすればいいかを、ユーモアを交えて教えてくれる、大変にありがたいなのだ。僕もこのを読んでいたおかげで、多くの詭弁に騙されないで済んだし、文章を書

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