写真1●日立製作所 情報・通信システム社 ソフトウェア事業部の阿部淳 事業部長(右)、同 先端情報システム研究開発本部 三木良雄 本部長(左) 日立製作所は2012年3月19日、ビッグデータ活用技術「Field to Future Technology」を発表した。同社のデータ活用技術を、可視化/仮想化/並列化/抽象化の4分野に整理。東京大学と共同開発中の「超高速データベースエンジン」など、今後、各分野に製品を投入していく。 「現場の事実から未来の業務に不可欠な情報を生成する技術」。同社 ソフトウェア事業部の阿部淳 事業部長は、Field to Future Technologyをこう説明する(写真1)。データの可視化/仮想化/並列化/抽象化の4分野で製品の充実を図り、ビッグデータの処理基盤を提供する計画だ(写真2)。 (1)データの可視化では、データを収集し、業務とデータの関連を把握する