逮捕の男、妻を１０回以上殴打 胎児も死亡 死因は外傷性ショック：どうしん電子版（北海道新聞）同居する妻を殴って死亡させたとして、札幌市豊平区中の島２の１０、無職杉野敏一容疑者（４９）が逮捕、送検された事件で、同容疑者が約１時間の間に１０回以上殴っていたことが３０日、捜査関係者への取材で分かった。札幌豊平署は２人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。 捜査関係者によると、杉野容疑者は２８日午前、運転中や停車している車内で約１時間にわたり、助手席にいた妻志帆さん（２３）の顔などを執拗（しつよう）に殴ったという。 同署によると、司法解剖の結果、志帆さんの死因は殴られたことによる外傷性ショックだった。道警によると、杉野容疑者は「かっとなってやった」と供述。志帆さんは妊娠８カ月で、胎児も死亡したという。
