読み物に関するcinemacのブックマーク (4)

  • ドラえもんが2013年の未来に帰ってきた話 - ナントモハヤ

    フ、フヒーッ! ジンジャーたんが未来の道具でニャンニャンされ開発され、未来的な汁をめくらめっぽうに垂れ流しながらも祖父の前では気丈を振る舞うウスくて濃くてページがところどころ貼り付いちゃうようなを、小生切に、切にキボンヌでござりますぞぉー! アジャヤラカモクレンッ! ウッ! よし、冗談と日語のわからない奴は帰ったな?(辺りを見回しながら) 2013年春公開映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」の感想にかこつけてドラえもんへの想いをダシに自分語りをする気色悪いエントリはじまるよ~。 旧作の感想ともつかぬ殴り書きは旧はてダの方に若干あります。 ※注意! 「ひみつ道具博物館」のネタバレばっかりです! 前提と去年までの話 ゴールデンヘラクレスオオカブトの話を最初にしておかねばならない。 未来だったはずの21世紀が、現代になって間もなくのこと。 愛されすぎて、だいぶくたびれ

    ドラえもんが2013年の未来に帰ってきた話 - ナントモハヤ
  • (我が家の)ゼア・ウィル・ビー・ブラッド - 未来の蛮族

    ずっと、母方の祖父のことが好きではなかった。 そう言い切ってしまうのも実際とはやはり違っていて、より正確に表現するならば、好きだとか嫌いだとかいう以前の問題で、おれは祖父の生き方を全く理解することができなかった、と言うべきなのだろう。おれにとっての彼は、ほとんどエイリアンのようなものだった。たとえば、母方の祖父はかつて家庭にほとんどお金を入れることがなかったという。これで祖父が酒や博打に現をぬかす放蕩者であったなら、まだ人間的な理解を行う手だてもあったかもしれない。しかし、タチの悪いことに、実際の彼は非常に勤勉な男だった。日が昇る前に畑に出かけてゆき、日が落ちても月明かりの下で働く。それが祖父の生活であった。それほどまでに必死で働いていながら、家庭にはまるでお金を入れない。奇妙な生き方だ。 祖父はいったい何のために働いていたのだろう? 母の話によれば、祖父は畑仕事で得たわずかな利益の全てを

    (我が家の)ゼア・ウィル・ビー・ブラッド - 未来の蛮族
  • なんでだめだったの - 空中キャンプ

    英作家ニック・ホーンビィの小説で、後に映画化もされた『ハイ・フィデリティ』は、主人公の三十代男性ロブが、かつて交際し、自分を捨てた五人の女性のもとを順番にたずね、「どうして自分を捨てたのか」「自分のなにがだめだったのか」を確認しようとするというストーリーである。こうして、あらためてあらすじを説明してみると、その往生際のわるさ、みっともなさにおいて、『ハイ・フィデリティ』にはなかなかの味わいがある。小説の世界では、現実にはできない経験ができるというたのしみがあるが、かつての恋人にふられた理由を確認しにいくというのは、そのなかでも結構きわめつけで、自分がそれをするのはいやだが、人のようすであればぜひ見てみたいことのひとつだ。 誰しも経験はあるだろうが、えてして恋人というのはいきなり姿を消すものだから、なおさら「どうしてなのだ」という疑問はふくらむし、今後の愛情生活において同じあやまちを繰りかえ

  • プレゼント - 空中キャンプ

    12月に生まれていちばんくやしいのは、誕生日のプレゼントと、クリスマスのプレゼントをまとめられてしまうことだ。毎年この日がやってくるたびに、せめてあと一日、生まれるのが早かったらと私はおもう。これが11月30日なら、もしかするとふたつのプレゼントは別々に渡されていたのかも知れないのだ。哀れな12月1日生まれの私は、誕生日とクリスマスのプレゼントを別々にわけてもらえるよう、夏の終わりぐらいから、周囲に対してそれとなく伏線を張っていた。8歳にしてはぜいたくだけれど、私は自転車とカメラが欲しかった。誕生日に自転車、クリスマスにカメラ。自転車で遠くまで走っていって、そこで見た風景をカメラに収めたかったのだ。それができたら、もうしばらくはなにもいらないとおもっていた。 「まとめるわよ」と、12月9日生まれのお母さんは笑いながらいった。「自転車とカメラなんて、いっぺんに買ってあげられるわけないじゃない

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