浅春の砌、枯草の間に新緑が覗く候、みなさまにおかれましては、益々のご活躍のこと心よりお慶び申し上げます。 さて、今回は、「花粉症の人に捧げるレシピ」を紹介します。 花粉症に対する食というのは、菌類や、緑黄色野菜、香味野菜を用いたものなど多くありますが、どれもが粘膜の強化や、自覚症状の軽減など、効果が出るのに時間の掛かるものばかりです。 目の前の鼻水が止まらず、何を食べても香りが失せ鮮やかさに欠け、夜は息苦しく深く眠れず、昼は昼で頭がぼんやりとしとて困っている人に、きのこを食べると粘膜が云々、緑黄色野菜を食べると自覚症状が云々と言っても意味が無いというか、それは、薬食の範疇であり医者が語るべきもののように感じます。 多分、花粉症の人は今さらそんな話をされてもどうしようもないのではないでしょうか? そこで、手間もかからずさっと作れて、粘液を貫き嗅皮質に鮮やかな刺激を与え、尚且つ清涼感のあるもの