前回、前々回とサーバ仮想化の代表的なオープンソースプロダクトの仕組みに関して述べました。今回はその中で実用レベルもしくはそれに近い製品としてXen、KVM(Kernel-based Virtual Machine)、OpenVZに関して基本的な機能を比較するとともに、性能面での特徴を知る上で参考となる基礎性能データを示します。 仮想化を用いる目的や実現したいサービスレベルによって、選定すべきプロダクトは異なってきます。このプロダクト選定の際に重要となる機能面と性能面に着目して、最新※1ディストリビューションを比較します。