BeOS後継のOS「Zeta」で知られる独yellowTABは、同社が破産保護の下に置かれたことを明らかにした。ドイツの有力IT系オンラインメディア「heise online」で同社が破産を申請した旨の報道があったことを受け、営業の継続を強調する目的で公式なアナウンスが行われたもの。 公開された文書によれば、同社は破産保護(原語はinsolvenz、英訳ではBankruptcy protection)の下にあり、政府から派遣された職員により監査を受けている状況とのこと。監査は今後3カ月続けられ、その結果により破産か再建かの方針が示されることになる。文書では、出資者は同社CEOのBernd Thorsten Korz氏以外に1名しか存在しないことも明らかにされたため、その社外出資者から破産を申請された公算が高い。 同社の主力製品である「Zeta」については、販売を継続する方針が表明された。近