第1回 なぜ、日本の家屋は倒壊するのか (財)日本建築防災協会専務理事 杉山 義孝氏 2005年7月22日 1995年1月17日に発生し、私たちに強烈な印象と記憶を刻み込んだ阪神・淡路大震災から10年たった。振り返ってみると、阪神・淡路大震災が決して特異な地震だったわけでないことに改めて気づく。 鳥取県西部地震(2000年)や芸予地震(2001年)など、大きな被害をもたらした地震がその後も発生している。昨年秋と今春に起こった新潟県中越地震と福岡西方沖地震も記憶に新しい。 これだけ地震が頻発しているにもかかわらず、日本人はその被害の大きさを忘れがちだ。日本は文字通り地震国で、どの地域でも地震は起こり得る。私たちは、恒常的に地震に立ち向かう必要があるのだ。しかし、人の噂も75日というように、良いことも悪いことも時間とともに忘れ去り、同じような被害を繰り返している。 一方で、地震はい
昼食が終わった午後1時過ぎ、職場のトイレの洗面所で歯を磨くビジネスパーソンをよく見かける。虫歯や歯周病の予防とも思われるが、意外にも「口臭が気になるから」という人も多いようである。 口臭は、口から発生する悪臭のことで、敏感な人もいるが、他人に指摘されるまで気がつかない人も少なくない。他人に不快感を与えるほど異常なにおいは、虫歯、歯周病、口内炎など口腔内の病気によることが多い。 しかし、胃酸過多、慢性胃炎、胃潰瘍、食道がん、胃がんなどのほか、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎、慢性咽頭炎などによっても口臭は起こり得る。また、他人には感じないのに、口臭があると思い込む心因性のものもある。こちらは特に、20歳代から40歳代の女性に多い。 口臭の原因となる病気がある場合には、それぞれの病気の専門の医師と相談して、治療を受けることが先決である。 漢方医学では、口臭は胃に熱があるため、あるいは胃腸が“虚し
日中、眼鏡やコンタクトレンズをするのは煩わしいけど、かといって近視を治すためにレーシックなどの手術(目の健康講座第10回:近視手術の“レーシック”は医師と十分に相談を)を受けるのは、少し心配だし……。 そんな人にピッタリなのが、今話題の“オルソケラトロジー”です。夜眠るときに特殊なデザインのコンタクトレンズを装用して、コルセットのように角膜のカーブを整えることで近視を治します。今回は、新たな近視治療の一つであるオルソケラトロジーについて解説したいと思います。 ハードコンタクトレンズを装用した状態で一晩寝て、朝起きた時に外す「夜間装用」という方法が日本では主流です。寝ている間にコンタクトレンズがコルセットの役割をして、近視や乱視のもととなる角膜のカーブを正常な状態に整えます。これによって近視や乱視が治って、裸眼視力が回復するというものです。 ただ、角膜は元のカーブに戻ろうとする性質があ
理想のデスクワークを実現! こだわりの椅子を持つ 近年注目を集めるインテリアデザインの最新情報を、アイテムやメーカー紹介、イベントリポートなど様々な角度からお届けします。今回特集するのは、パソコン仕事に最適なチェア。オフィスからホームまで、パソコンの普及にともなって長時間のデスクワークが日常的になっている現在。機能やデザインに優れたチェアを使えば身体も心も快適になるはず。理想のデスクワークを実現してくれる強い味方をご紹介します。 パソコン仕事に最適なチェア 毎日毎日パソコンばっかりで……仕事に、趣味に、いまや生活の必需品になってしまったパソコン。一日中ずっとモニターとにらめっこという人も増えてきてるはずです。身体に合わないチェアを使って作業していれば腰痛はおろか病気になってしまうのも当然のこと。デスクワークにおいて最も身体と密接に関わる最重要アイテムであるチェアを見くびってはいけませ
(松浦晋也=ノンフィクション・ライター) 航空宇宙研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究本部(ISAS)は、7月10日12時30分、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県・肝付町)からM-Vロケット6号機を打ち上げた。打ち上げは成功し、X線観測衛星「ASTRO-EII」を予定軌道に投入した。ASTRO-EIIは、「すざく(朱雀)」と命名された。 今回の打ち上げは、梅雨のまっただ中という悪条件で実施され、天候が原因で打ち上げは4日遅れた。過去、ISASが梅雨の間に実施した衛星打ち上げは1998年の火星探査機「のぞみ」だけ。これは地球と火星の位置関係で、この時期に打ち上げざるを得なかったものだ。 体裁を取り繕ったか? JAXAの意思決定 実はM-V6号機の打ち上げは、当初今年2月に予定されていた。それが、同じく2月に打ち上げを予定していたH-IIAロケット7号機の打ち上げを優先することとなり、2004
少し前になりますが、「ポジティブ・シンキング」という言葉が流行りましたね。確かに、どんな状況に遭遇しても、それをマイナスにとらえず、前向きに考える方が脳にとってはプラスに働くのです。 自分の脳に磨きをかけるには、さまざまな刺激が大切です。しかし、これとは別に、考え方にも大きな意味があります。「うまくいく」「私は幸せだ」などと前向きに考えるだけで、脳細胞は増えて活性化するという事実も分かっています。 では、逆にネガティブ・シンキングはなぜ駄目なのでしょうか? ネガティブ・シンキングやため息が駄目なのは、ただ気分的に沈んでしまうから、というものではありません。例えば、「疲れた」「つらい」「イヤになった」――などの否定的な言葉を口に出して言ってしまうことは、ある種の宣言と同じだからです。 こうした言葉は耳を通して、再び自分の脳の中に入ってきます。すると、脳内物質の一つで、脳を元気にさせる
「ホームページを開設してみたけれど、思うようにアクセスが上がらない」。それは、恐らくすべてのウェブマスターが抱える共通の悩み。私が運営するNarinari.com(http://narinari.com/)は今でこそ1日に10万ほどのページビューがありますが、開設当初は「どうすればアクセスが上がるのか」を延々と考える日々でした。これをやれば絶対アクセスが上がる……と言い切れる方法論はありませんが、私がこれまで実践してきたことの中から、少しばかりアクセスを上げるヒントをご紹介していくことにしましょう。 “一見さん”を“常連さん”に変えるサイト術 まず、読者の視点から考えてみてください。あなたが読者として普段からのぞいているホームページは、どこに魅力があるのでしょうか。「面白いテキストを読むことができる」「情報が速い」「情報量が多い」「デザインがきれい」「コミュニティが楽しい」「欲しいもの
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