米IBMは米国時間11月2日に,他社の仮想化ソフト製品も制御できる管理ツール「IBM Virtualization Manager」を公開した。現時点で管理できるのは,VMwareやMicrosoft Virtual Server,Xenのほか,POWERプロセサ搭載システム向けの各種仮想化ソフトである。 Virtualization Managerは,システム管理製品の「IBM Systems Director」シリーズの1製品として提供する。さまざまな仮想化ソフト製品で構築した仮想化システム環境で,仮想および物理リソースを一元的に検出/監視/管理できる。 管理作業用のWebベースのユーザー・インタフェースを備え,すべての管理作業はここから行える。また「Tivoli」ブランドの管理ソフト製品と連携させることで,管理作業の自動化なども可能という。 [発表資料へ]