認知症の男性(当時91)が線路内に立ち入り電車と接触した死亡事故で、家族らの安全対策が不十分だったとして、JR東海が遺族らに列車が遅れたことに関する損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(上田哲裁判長)は9日、男性の妻と長男に請求全額にあたる約720万円を支払うよう命じた。判決によると、男性は2007年12月、愛知県大府市のJR共和駅の線路に入り、東海道本線の列車と衝突して死亡。男性は同年の
交通取り締まりの際、反則金が安くなるよう実際の違反と異なる内容の反則切符を切ったとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた元警視庁浅草署巡査部長の男性被告(51)の公判。警察官が「値引き」を繰り返した背景には、違反者にとって喜べないような話も含むさまざまな“裏事情”があったようだ。(時吉達也) 警察関係者十数人が傍聴席から見つめる中、東京地裁で1日に開かれた初公判。冒頭で裁判長から職業を聞かれた被告は、「無職です!」と語気を強め、すでに辞職したことを明らかにした。 検察側の冒頭陳述によると、被告は昭和59年に大学卒業後、警察官を拝命。平成23年以降、浅草署に勤務し交通取り締まりを担当していた。 被告は2件の取り締まりで、虚偽の反則切符を作成したとして起訴された。1件目は平成23年12月。実際は「乗用車が赤色点滅信号のある交差点で一時停止をしなかった」という違反なのに、「原付きバイク
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