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2021年8月6日のブックマーク (1件)

  • 宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある

    リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライブ配信企画「100分de宮台」特別編の一部を対談形式にて掲載する。“時間の逆行”が大きなテーマとなっている現在公開中の映画『TENET テネット』から「記憶と記録の構造」を読み解く。宮台は、その複雑な設定が話題を呼ぶ『TENET テネット』の決定論的構造から生まれる倫理の問題を指摘。クリストファー・ノーラン監督が作に込めたある問い、そして監督独自の作家性が浮かび上がってきた。 クリストファー・ノーラン監督が下した「究極の決断」 ダースレイダー(以下、ダース):今回はクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』(以下、『TENET』)をメインに、「時間」や「記憶と記録の構造」というテーマでお送りします。 宮台真司(以下、宮台):SFに限らず従来の映画の中

    宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある
    cliphit
    cliphit 2021/08/06
    後編、頭にアルミホイル巻きたくなる箇所もありつつ前編のメメント評からそういうことあるよね、となだめられ、作中の難解なアクションシーンに感じるドタバタにもフィルムへのワクワク感といった表現に頭を垂れる。