この春まで3年間続けた日本語教師。 非常勤なので教壇に立つのは月火水の3日間。25年以上フリーランスで働いてきて、日曜の夜の憂鬱とは無縁だったのに、この3年間は最悪の気分で日曜を過ごしていました。 月曜と火曜は「いやだ」と思う暇もなく、その日の授業分の添削と翌日の準備に追われます。火曜の夜、なんとか7時40分までに完了すれば、近所のスポーツクラブのズンバのレッスンに行けます。スタジオで「これは歓喜のダンス」と狂喜しながら踊りました。翌日の水曜の授業さえ終われば、学校に行かなくてもいい4日間が待っているのですから(たまに木曜とか金曜に代講を頼まれることもありましたが)。 「日本語学校を辞めたらどんなに幸せになるだろう」と夢見たものです。ただ、見栄っ張りで承認欲求が強すぎる私は中途半端に学校を去ったら自己嫌悪に苦しむだろうから、辞めようとは思いませんでした。 築20年の自宅マンションのリノベを