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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/masuji622 (7)

  • 【ダイ大・ロト紋読み比べ】作中の経過時間について【ダイ大編】 - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 週刊少年ジャンプに連載されていた『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』と 月刊少年ガンガンに連載されていた『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』は どちらも、作品の題材が同じ「ドラゴンクエスト」であり、 連載されていた期間もほぼ同時期(ダイ大:1989-1996 ロト紋:1991-1997) ということもあり、よく比較される作品です。 『ダイの大冒険』は、「ドラゴンクエスト」と名が付いているものの、 ゲームのドラクエ世界とは直接関係はなく、ドラクエシリーズの魔物や アイテムや呪文が登場するということを除くと、非常にオリジナル要素の 濃い作品であるのに対して、 『ロトの紋章』は、ゲーム「ドラゴンクエスト3」の100年後という 世界設定であり、ゲームのドラクエと直接関わりがあります。

    【ダイ大・ロト紋読み比べ】作中の経過時間について【ダイ大編】 - 紫の物語的解釈
  • 【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![後編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 「中編」からの続き 作戦名「いろいろやろうぜ!」 アニメの放映が終了し、人気が急落することを恐れた真倉先生は 色んなパターンの話を試してみようと必死になります。 アニメ化されると人気がどーんと上がるけど、 終わると同時に人気が急落し、連載終了になる というのは業界内でまことしやかに囁かれている怖いウワサです。 そりゃもう、必死になるでしょう。 アニメ放映終了直後にジャンプに掲載された185話「救出!」の巻です。 銀行強盗に巻き込まれたぬ~べ~クラスの生徒を助けるため、 ぬ~べ~が強盗相手に大立ち回りを繰り広げます。 普段、霊や妖怪を相手にしているぬ~べ~が人間を相手に戦う異色作となります。 映画『ダイ・ハード』をモチーフにしたそうです。 今までにないパターンをいろいろと試そう! という

    【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![後編] - 紫の物語的解釈
  • 【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![中編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 「前編」からの続き えーと、まずお詫びです。 当初この記事はアニメ放映前を前編、放映後を後編とする予定でしたが、 思いのほかアニメ放映中のネタが豊富で、後編にまとまり切らなくなったため アニメ放映中のネタを「中編」として今回書きます。 では、中編始まります アニメ化の話、来る! 両先生にとっての願望であったアニメ化の話が来たのは、ちょうどぬ~べ~人気絶頂の頃でした。 特に原作の真倉先生はアニメ化願望が強く、アニメの話が来る前から勝手に頭の中で オープニングのイメージを作っちゃってたほどだったそうです。 『ぬ~べ~』のタイトルロゴも、アニメっぽいものを意識して真倉先生が原案したのだとか! タイトル自体も非常にアニメ向きであり、「漢字四文字+主人公の名前」というのが もっともアニメっぽいタ

    【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![中編] - 紫の物語的解釈
  • 【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![前編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 【地獄先生ぬ~べ~】は、『ドラゴンボール』『幽遊白書』『スラムダンク』などが 連載されていた、いわゆる「ジャンプ黄金期」に連載が始まり、それから約6年にも 渡り連載が続いた作品です。 黄金期を生き延びて連載が続いた作品なので、安定した人気を誇った印象がありますが、 実際には人気のふるわなかった時期も度々あり、何度か打ち切りの危機に さらされたようです。 文庫版のおまけ「メイキング・オブ・ぬ~べ~」では、アンケート低迷のたびに あれこれとてこ入れを考え、なんとか打ち切りをしのいできた様が語られます。 今回は、「メイキング・オブ・ぬ~べ~」を参考に、【地獄先生ぬ~べ~】という 作品が、いかにしてジャンプ名物・打ち切りサバイバルレースを生き延びたのかについて 迫ることにします。 では、どうぞ

    【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![前編] - 紫の物語的解釈
  • 【AIR】のおもいで - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 夏も終わりなので【AIR】の記事でも書いてみます。 毎年夏の恒例行事にでもしようかな。 以下に書く記事は【AIR】の重大なネタバレを含みますのでご注意ねがいます。 星の記憶の物語としての【AIR】 【AIR】といえば、一言で言うとどういう物語でしょうか? 「母と娘の物語」、「千年の因果の物語」、「空の少女を探す物語」、「観鈴ちんの物語」、 「ある夏の物語」、「不思議な少女たちとの恋愛物語」 ・・・。 いろんな要素があると思いますが、今回は「星の記憶の物語」としてのAIRに注目して 記事を書いていきたいと思います。 そのためには、まず物語に登場する「翼人」について知らなければならないのですが、 翼人の設定をよく覚えてなかったり、翼人ってなんだっけ?って方は以下の記事を読んでいただければ

    【AIR】のおもいで - 紫の物語的解釈
  • 【ダイの大冒険】ハドラーの物語を追う[魔王ハドラー] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 「ハドラー」は【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する魔王である。 主人公・ダイ一行の因縁の敵として登場し、登場の都度その立ち位置を微妙に変えながらも アバンの使徒の最大のライバルであり続けた男・ハドラー。 敵キャラでありながら彼の成長はすさまじく、物語初期の印象と終盤の印象ががらりと違う キャラの一人である。 今回は、そんなハドラーの物語を追ってみる。 魔王ハドラー、勇者アバンと出会う 「魔王」として魔界で名を馳せたハドラーは、人間界への侵攻を開始する。 ギルドメイン大陸西部に位置するカール王国。 世界最強の騎士団を有するこの王国を、ハドラー率いる怪物軍団が強襲した。 ハドラーの狙いはカール王国でカリスマ的人気を誇る「フローラ」を奪い去ることであった。 ハドラーは、国民の希望の象

    【ダイの大冒険】ハドラーの物語を追う[魔王ハドラー] - 紫の物語的解釈
  • 【ダイの大冒険】獣王クロコダインの物語を追う[強敵たち] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 前回の続き 超竜軍団長・バラン ダイたちパーティの次の敵は、超竜軍団長のバランであった。 なんと、バランはダイの父親だったのである。 バランは息子であるダイに、人間を滅ぼす協力をせよと迫る。 クロコダインはダイの危機に駆けつけるが、バランが相手となると自分は死ぬだろう。 クロコダインほどの男がビビってしまうほど、バランは強敵であった。 バランはクロコダインに問う。何故、魔王軍を裏切って人間に味方するのか?と。 バランはクロコダインのことを、六団長の中では最も評価していたのに残念だとも言った。 それに対するクロコダインの返答は、じつに武人らしいものであった。 「少なくともオレは大魔王バーン様のためなら死んでもいいと思っていた」 「主のために生命を捨てるのが真の武人・・・!」 「その対象が

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