平成24年度秋期試験の出題傾向を見て行きます。出題のジャンルごとの配分や難易度は、前回の試験とほぼ変わりません。ただし、初出題の午前問題や過去に出題されていないテーマの出題もあり、広範囲な知識を求められます。 試験の出題分類や時間、合格基準、実際の過去問題などは情報処理推進機構のサイトをご覧ください。 ■午前試験の出題傾向 平成24年度秋期の午前試験の問題を、分野別に分類したのが次の図です。 例年通り、試験センターが公表している出題範囲からまんべんなく出題されています。出題傾向と対策を解説します。 1.基礎理論(7問) 新規性の高い出題はなく、過去問題もしくはその流用が中心でした。しかし、1問1問は解答に時間がかかる問題が多く、知識よりもその場で考える思考力を要求されます。解答予定時間を決めてから取り掛かると、後の問題の解答時間が足りなくなるなどの事故を防げます。 2.コンピュータシステム