ブックマーク / blog.tinect.jp (28)

  • 中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ

    むかし、「35歳を過ぎると、急に頑張らなくなる」という話を書きました。 「中年の危機」です。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。 私の世代であれば、ドラゴンクエストや、ファイナルファンタジーといったRPGに熱中した方も多いだろう。 だが、私は「最後までやりきったゲーム」が異常に少ない。 なぜなら、いつもラストダンジョンになると、やる気を失ってしまうからだ。 序盤はとても面白い。自分が強くなる実感が得られるし、新しい世界が次々に広がっていく。 ところが、中盤を経て、終盤になると、とたんにゲームはつまらなくなる。 作業的なレベル上げ。 探検しつくされた世界。 有り余るお金。 そうだ。 操作するキャラクターは強くなっているはずなのに、そこには「可能性」が無くなっているのである。 キャラクターが育ち、謎がとけ、世界の広がる可能性だ。 「可能性」

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    clubman023
    clubman023 2024/07/26
    だから出場所を量産しようとしてる
  • ジョブ型は仕組み上、若者は就職弱者になる。

    6月11日、内閣から『経済財政運営と改革の基方針 2024』なるものが発表された。 「政府は今後こういう方針で経済と向き合っていきます」的なやつだ。 そこには、「全世代対象のリスキリング強化に取り組み、ジョブ型人事の導入を促進する」といったことが書かれている。 ジョブ型への移行はここ数年取り沙汰されていたから、「やっぱりその路線でいくのねー」と理解はできるのだが……。 なんで、ジョブ型に必須の「職業に紐づく教育」について語られないんだろう? ジョブ型にしたからって、スキルを持った若者が畑からとれるわけじゃないんだぞ? ジョブ型では若者が「就職弱者」になる ジョブ型についてまとめたレポートによると、岸田首相はジョブ型に関して、「多様な人材、意欲ある個人が、その能力を活かして働くことで企業の生産性を向上させる」と演説したらしい。 また、経団連は「必要な能力やスキルを明確にすることで、働き手が

    ジョブ型は仕組み上、若者は就職弱者になる。
    clubman023
    clubman023 2024/07/16
    あー
  • 「風来のシレン6」が、とても「良質な失望」をプレイヤーに提供してくれる傑作だったのでおすすめします

    風来のシレンシリーズって、とても「良質な失望」を味わうことが出来るゲームだと思っているんですよ。 先日、「風来のシレン6 とぐろ島探検録」がSwitchにて発売されました。「5」から数えると約14年ぶりのシリーズ続編となる「シレン6」、どんなものかと思って遊んでみたらこれがまためっちゃくちゃ面白くて、「4」の浜辺の魔洞以来かなって思うくらいハマりこんでおります。 ヤマカガシ峠、50回くらいチャレンジしてようやくクリア出来ました。 クリアした瞬間「うぉっしゃぁぁあああ!」とテレビの前で全力ガッツポーズをする40代三児の父です。 ということで、難関を越えた勢いで「シレンについて書いていいでしょうか!?」とBooks&Appsさんにお願いしてみたらOKをいただいたので、今回は風来のシレン6について主に書いていきたいと思います。 とてもビジネスパーソンを励ましそうにない記事で申し訳ありませんが、

    「風来のシレン6」が、とても「良質な失望」をプレイヤーに提供してくれる傑作だったのでおすすめします
    clubman023
    clubman023 2024/02/23
    いいね
  • 「説明能力の高さ」はどこに現れるか

    職業柄、昔から人の「説明」を聞くことがとても多かった。 会社の現状、技術的な見解、商品のスペック、あるいは人の経歴についての話もあった。 そして、説明がとても上手な人もいれば、下手な人もいることを知った。 例えば、こんな具合だ。 「では、御社の事業説明をお願いします」 「わかりました、こちらが会社案内です」 「では、始めてください。」 「はい、では1ページ目をご覧ください。弊社の主要な株主は……全国に展開しており……事業所は……」 ……5分経過 「では次は、弊社の主要な事業です。おもに3つあり……」 「(退屈だな……後ろのページでも見ているか)」 ……5分経過 「次に今回お問い合わせの商品についてです……こちらの……」 「(その話はもうサイトで見たからいいよ……話ながいな……内職でもするか)」 ……5分経過 「以上となりますが、なにかご質問はありますか?」 「………いえ。」 例えば上のよう

    「説明能力の高さ」はどこに現れるか
  • 「できない理由」を並べる人々は、とりあえず無視して構わない。

    コンサルタントをやっていた時、「できない理由」を並べ立てる人々に数多く出会った。 彼らの習性として「新しい何か」には、ほぼ「忙しい」と反対する。 また、リスクばかりを強調し、その打開策は探そうとしない。 例えば、こんな具合だ。 企画「今年の方針発表にもあった通り、お客さんにサービスの満足度についてヒアリングをしたいのですが。」 営業「いや、今すぐは忙しくて無理ですよ」 企画「社長からは「すぐに」と言う話だったと思いますが……、なぜですか?」 営業「ただでさえ目標がキツイので。目標達成に影響が出ます。」 企画「そうですか。では、我々が動くので。営業の方は何もしなくていいですよ。」 営業「いや、それも困ります。」 企画「なぜですか?」 営業「お客さんを混乱させてしまうかもしれないからです。」 企画「具体的には?クレームが来る、という事でしょうか?」 営業「まあ、そうかもしれません。」 企画「か

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  • 長男の「アイスの譲り方」を見て、しみじみ感心した話

    身内褒めで大変恐縮なのですが、最近長男のとある行動にかなり感心したので、ちょっと書かせてください。 とある行動というのは何なのかというと、言葉にしてしまうと当の当にちょっとしたことなんですが、 「次女へのアイスの譲り方」 です。 しんざき家には子どもが3人います。長男15歳、高校一年生。長女次女、11歳の双子。 私との影響もあってか、子どもたちは全員好き、ゲーム好きです。長女次女がスプラやらぷよテトやらにハマる中、長男は最近私と同様ティアキンをやってまして、メインストーリーを進めもせずに、延々と水上闘技場でライネルを狩っては武器を強化したり、赤い月の度に希少イワロック周回をしてルピーを稼ぐことに熱中していました。楽しそうで何よりです。 さて、つい先日、義母からのお中元で美味しそうなアイスクリームのギフトセットをいただきました。 モロゾフってお店のものだそうで、めちゃ美味しかったです

    長男の「アイスの譲り方」を見て、しみじみ感心した話
    clubman023
    clubman023 2023/07/03
    いい子
  • 成果を披露する時、卑屈になってはいけない | Books&Apps

    この記事で書きたいことは、以下のような内容です。 ・成果物やパフォーマンスを公開する時、どうしてもハードルを下げたくて、卑屈になってしまう時があります ・ですが、我々は「成果を誰かに見せる」時卑屈になるべきではありません。少なくともその時その場では、「これは最高の成果物だ」と信じて発表しなくてはいけません ・それは何故かというと、「自分の成果物への信頼」が、実際に受け取る側から見たクオリティにも直接影響する為です ・これは、成果物を作り上げていく過程で努力することや、色んな意見や批判を受けいれてクオリティを上げていくこととは矛盾しません。むしろワンセットの話です ・卑屈になっていると公開自体のハードルが高くなってしまうこともあり、無駄にMPを消費します ・我々には「自分の卑屈さをねじ伏せる覚悟」が必要です 以上です。よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、

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    clubman023 2023/05/23
    ほんこれ
  • 金をくれ、ときちんと言わない限り、それは仕事ではない。

    「賢い」「スキルを持っている」「誠実」なのに、ビジネスシーンで大した評価を得られない人たちをよく見てきた。 その大きな原因の一つは、彼らが「お金をもらうのがヘタだった」ことが挙げられる。 お客さんに良いサービスをし、社内でのウケも良い。 でも、最終的な「実績」という面で、彼らは平凡だった。 お金をもらうのが下手な人たち こうした「お金をもらうのが下手な人たち」は、広範囲な職種に存在している。 例えば、エンジニアやライター、弁護士や会計士など、技術的な職業に多い傾向だが、顧客に接することが多い営業やコンサルタントにも存在している。 例えば、私がコンサルタントだったとき、よく怒られていたのが、 「お客さんのところに、必要以上に行き過ぎてしまうコンサルタント」だった。 経営陣は「コンサルタントは時間だけが売り物。必要な工数以上にお客さんのところに行くのは、八百屋が自分の店先の野菜をべているよう

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    clubman023 2023/03/09
    これ
  • 長男が友人たちと旅行をすることになり、計画段階からニッコニコで見守っていた件

    身内褒めで恐縮なのですが、楽しいことがあったのでちょっと書かせてください。 先日、中学三年生の長男が、中学の友人たちと関西旅行に行っていました。で、色々と感心しました。 まず最初に、ちょっとこの画像を見ていただけるでしょうか。 なんの時刻表だ、と思われるかも知れないですが、長男が作った、友人たちとの旅行の行程表の一部です。 最初は手書きのメモだったんですが、彼最近Excelが使えるようになりまして、この表もいつの間にかExcel化されてました。 私は鉄道にそこまで詳しくないので、この行程表を作るのにどれくらい手間がかかったかまでは分からないのですが、相当きっちり考えられているように見え、よくまあここまで作り込んだなあ、とは感じます。 長男小さな頃からプラレール好きで、現在も順調に乗り鉄として成長しています。 進学先を選ぶ際も、「鉄道研究部がある中学に行きたい!」という強力な動機で中学受験

    長男が友人たちと旅行をすることになり、計画段階からニッコニコで見守っていた件
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    clubman023 2023/01/04
    息子もすごいし言語化できる親もすごいし家庭内での行動に報酬を払うという環境もすごい。良いものを見た
  • “正直”と“誠実”は、まったくちがうという話。

    紙ストローってなんか味が変になる気がするんだよね。プリントみたいな味がする。 誰かが放った紙ストローへの悪口はその喧騒へとすっと溶け込んでいった。 当たり前のように放たれている言葉だが、それは少しだけ様子がおかしい。 プリントみたいな味だなんて、プリントをべたことがあるやつしか分からない感覚だ。それを知る人は少ない。妙なことを言うもものだと印象的だった。 昼下がりのカフェは少しだけ賑やかだ。 「なんか今日はめちゃくちゃ混んでるね!」 彼女は褐色のアイスコーヒーグラスが乗せられたトレーを両手に持ち、いそいそと対面の席に腰かけた。 「それでね、さっきの続きなんだけど、すごいのよ、マッチングアプリは」 注文前に話していた話題の続きとばかりに話し始めた。正直、まだその話題が続くのかと少し笑ってしまった。 彼女はいつも煮詰まると僕に声をかける。 前回に会ったときは離婚を考え始めた頃だっただろうか。

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    clubman023
    clubman023 2022/10/04
    patoだった
  • メンバーから「できてません」「進んでません」と言ってもらうために、考えたこと

    この記事で書きたいことは、以下のような内容です。 ・マネジメントをする上では、「出来てない」「進んでない」という情報は最重要であって、早く言ってもらえば言ってもらえる程傷が浅くて済む ・機械的に進捗を把握出来るのが一番だが、なかなかそうもいかない場合もある ・だが、「出来てません」「進んでません」というのは物凄く言いにくいことで、ベテランでもギリギリまで言えない人は多い ・「出来てません」と可能な限り言ってもらいやすい環境を作るのは上司仕事 ・個人差もあるが、ある程度「言いやすい」条件を整えることで、「言えない」人でも言えるようになってくれる場合もある よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 皆さん、「進捗ダメです」って言えてますか? 「全然できてません」って言えてますか? これはどんな仕事、どんな分野、どんな業界でも同

    メンバーから「できてません」「進んでません」と言ってもらうために、考えたこと
  • 「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。

    つい最近、「人の話をちゃんと聞けない人」を「聞ける人」に変えるのは可能なのか、という話でディスカッションになった。 というのも、ある経営者が「お客さんの話を全く聞けないメンバーがいる」と愚痴をこぼしたからだ。 すると、周りの人々も、呼応するように、「いるいる」という。 その経営者の話を聞くと、おおむね次のような状況だった。 その人は、良く言われるテクニック的な「傾聴する姿勢を見せる」のは得意だという。 「聞き上手」のように、メモを取ったり、頷いたり、相槌を打ったりする。 人の話を遮ったりもしない。 しかし、同僚やクライアントからしばしば、次のようにクレームがあるという。 「あの人、全然話を聞いてないんだよね。」と。 具体的にはどのような事象でしょう?と聞くと、 「例えば、同僚から意見を求められても、「それでいいと思います」としか言えない。あるいは、クライアントが「この構成に対して指摘はあり

    「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。
  • 「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話

    この記事で書きたいことは、大筋下記のようなことです。 ・「これは問題だ」「だから改善したい」と、自分ごととして真剣に考えてくれる人というのは極めて希少です ・ただ「便利になる」というだけでは誰も動かないし、どんなにいいものを作っても使ってもらえません ・当事者意識を「持ってもらう」ということは基的に出来ません ・当事者意識を持っている人を別に探し出すことで、なんとか状況を打開出来る場合もあります ・だから、「この人は当事者意識を持ってくれている/くれていない」を嗅ぎ分ける能力はとても重要です よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 以前にも書いたことがありますが、私はかつて、システム開発の会社に勤めていました。 社員数は4桁に届かないくらいで、SI案件とSES案件が大体半々くらい、自社業務と客先常駐も大体半々くらいという

    「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話
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    clubman023 2022/05/27
    わかりやすい
  • 自分で、自分の「仕事のできなさ」を解明してみる

    おれは仕事ができない おれは仕事ができない。その根拠は、おれが稼げていないという一点にある。 おれが赤字人間であるという一点にある。これが結論である。 「で、具体的にどのように仕事ができないのか?」と問われた。 これは簡単な話だ。おれの仕事っぷりを、というか、仕事のできなさっぷりをありのままに書けばいい。 ぜんぜん楽勝じゃないか。 ……と、思ったのだが、これが書けない。 なぜ書けないのか。おれが「仕事」をわかっていないからだった。 あるいは「会社員」であるということをわかっていなかった。 だから、自分が、会社員としての理想や基準、平均と比べてどうなのか、どこが具体的にだめなのか。そういう比較がまったくできなかったのである。 そんな人間がいるの? いるのだからしかたない。 おれはおれが暮らしていくだけの賃金を会社員として得ていることも、また一方の確かな事実ではある。 とはいえ、おれは人生にお

    自分で、自分の「仕事のできなさ」を解明してみる
  • なぜ「結論から話す」が、なかなかできないのか、観察したら、理由が分かった。

    最も重要なビジネススキルはなんですか? と問われたら、なんと答えるだろう。 人によりけりだと思うが、私がコンサルティング会社で経験した限りでは、「結論から話す」がその候補の一つだと感じる。 これは誇張でもなんでもなく、「コンサル一年目が学ぶこと」の著者が、このの最初の項目として設定していることにも現れているように、 あるいは、スキル系のビジネス書には大抵それに類似したことが書いているように、今では「結論から話せ」は、、もはやビジネス上の慣例といっても良いくらいだ。 私の場合は、入社するとまず直属の上司に「結論から」を求められた。 例えば、こんな具合だ。 私「すいません、相談があるのですが……」 上司「何?」 私「お客さんのところで、規定の説明をしていたのですが、第二条のところでお客さんから質問が出てしまったんですよ。「目的と目標はどうちがうんですか」と聞かれたので、こう答えたんです……」

    なぜ「結論から話す」が、なかなかできないのか、観察したら、理由が分かった。
  • 「依頼された仕事をやらない人」は、なぜあれほど言われても、仕事をしないのか

    私は、あらゆる組織・個人の中に、「依頼された仕事をやらない人」を見てきた。 例えば、コンサルティングに訪問した会社のプロジェクトチーム内に。 あるいは、執筆を依頼したライターさんに。 またあるいは、会社の同僚・部下に。 彼らは確かに、「依頼された事柄」に対して、「はい、引き受けます」という。 しかし、遂行される気配がない。 心配になって、「あれはどうなりましたか」と聞く。 すると「あ、すいませんやります」と返ってくる。 しばらく待つ。 それでも何も遂行される気配はない。 もう一度「この仕事、やりますか」と聞く。 「やります」と返信がある。 それでも、何も遂行される気配はない。 結局、こちらから連絡するのをやめ、処理はこちらでやることになる。 こういう人々には、「引き受けたじゃないですか!」と怒ったところで無駄であるし、代わりの人を探したり、時には自分でやったりしたほうが早いからだ。 でも、

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  • 占いもなにも信じない知人が「整体」の効果だけは力説していて、ちょっと驚いた。

    なんであなたが整体に? 二十年以上つきあっている人がいる。その人は性格として神秘的なものや宗教的なものに対して、ひどく懐疑的だ。 懐疑的というか、ちょっと遠くからバカにしているようなところがある。占いもなにも信じない。そういうところがある。 つきあいが長いので、その人にはその人なりのエキセントリックさがあるのは知っているが(美大出のデザイナーだし)、そのエキセントリックさは、そういう方面にはまったく向いていない。 デザイナーにはその感性ゆえか新興宗教にはまってしまう人もおり、そういう勧誘も受けたりもしたが、なにも影響受けることなく生きてきた。 が、その人が「整体」に通っているということを聞いて少し驚いた。 なるほど、座り続ける仕事ゆえに、腕がしびれるなど身体に問題があるのは知っていた。が、そんな場合は整形外科にでも行くものと思っていた。 というか、整形外科に通っていたが効果がないと言ってい

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  • 「相手にコミュニケーションコストを丸投げする」ような上司に釈然としません。

    この記事で書きたいことは、ざっくり以下のようなことです。 ・「頭の悪い人がよく使う話し方」というような記事を読みました ・「情報のやり取り」という意味で、対話における聞き手と話し手の立ち位置に来差はなく、価値の高い対話は双方が協力して作り上げるものです ・それを無視して、「話し手」に一方的にコミュニケーションコストを負わせるのはあまり妥当だと思えません ・聞き手としても価値の高い対話ができるように考えたいですよね よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、あとはざっくばらんにいきましょう。 先日、こんな記事を拝読しました。 頭のいい人はそう答えない…「頭の悪い人」が会話の最初の5秒によく使う話し方 以下、一部引用します。(引用部分は無料部分のみですが、当然記事としては全文読んでおります) 質問に対して、小学生のような答えしかできない人がいる。 仕事で講演会

    「相手にコミュニケーションコストを丸投げする」ような上司に釈然としません。
  • 人の金で生かされている「赤字人間」に生きる価値はあるのか

    心情的な赤字です 赤字の零細企業で働く、ある人間、すなわちおれの心情というものを書きたいと思う。 赤字企業というと、「全国の企業の六割だとか七割だとかは赤字だ」とか、「節税目的であえて赤字にすることもある」などと言われそうだ。 だが、おれの言う「赤字」とは、心理的、心象的、お気持ち的な赤字のことと断っておく。 というのも、万年赤字だったわが零細企業は、親会社的なところができて、そことの関係上、数字的には黒字企業だからである。 とはいえ、親会社的なところに対しては赤字の存在であって、大赤字の存在であって、結局のところ、赤字なのである。 生殺与奪の権は親会社の社長の一存であって、その一存というのも親会社のステークホルダーによって左右され、結局のところ赤字なのだ。 赤字的個人の心情 というわけで、おれは赤字的存在である。 おれはおれの生活を成り立たせるための、十分な生産をしていない。 これが厳然

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  • 数学ができなかった人間の残り滓が「文系」と呼ばれるのではないか。

    高卒 インターネットで持続性のあるハンドルをもって情報を発信し続けている人は、大学卒業者以上である比率が高い。 ソースは……ない。 おれが二十年くらいネットをやってきた、電子肌感覚である。 「そんな電子肌なんてSFっぽい感覚などあてになるのか」と思うあなたは、やはり大学を出ていないだろうか? というわけで、おれは珍しいとはいかないまでも、少数派の高卒インターネット人である。 高卒が少数派なのは、たしかネットに限らずリアルな数だとしてそうだったと思う。 少し前、鳥貴族で飲んでいてそういう話題になって、おれは「まだ、大卒の方が少数派ですよ」と言って携帯端末で調べたら、違った、というのがソースだ。 そのときおれはビール的なもののアホみたいにでかいジョッキを一杯飲み干したあとだったので、正確かどうかはわからない。たしかちょっとだけ大卒の人が多かった。 したがって、ここでおれは高卒してすぐに働きに出

    数学ができなかった人間の残り滓が「文系」と呼ばれるのではないか。