米航空宇宙局(NASA)は24日、小笠原諸島の西之島近くに出現した新しい島の衛星画像を撮影した。新しい島はさらに大きくなり、隣の西之島にくっつきそうになっている様子が確認できる。 衛星画像には、新しい島と西之島の間にわずかな海域が写っている。噴煙が風に流されて海上を漂っている様子もみられる。同じ人工衛星から撮影された赤外線画像では、高温の溶岩も確認できたという。 島は先月20日に噴火で出現した後、成長を続け、国土地理院の今月17日の観測では、西之島との距離が最短で約150メートルだった。NASAは「二つの島はもうすぐ合体するかもしれない」としている。(合田禄)
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