デバッグには大きく分けて二つあります。 ひとつは、ライブデバッグで、もうひとつはポストモーテムデバッグといいます。 ライブデバッグというのは、要は生きているプロセス (プログラム) にデバッガをアタッチして、実行中のプログラムを診断するものです。Visual Studio などで開発しているとき、ちょっと動かして止めて、直して、なんてやることがあると思いますが、あれがライブデバッグです。 ライブデバッグも、Visual Studio のような統合開発環境の中で実施するものと、本番環境で稼働中のプログラムに対して行うものまで、形態はさまざまです。 ポストモーテムデバッグというのは、ポストモーテム (=死後の) という言葉の通り、プログラムが ”死んだ” ときの様子から、その原因を突き止めるものです。代表的な方法は、メモリダンプの採取です。プロセス終了時のダンプを採取して、持ち帰り、それを解析
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