不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さてさて、ここ最近のエントリー(「答えはユーザーが知っている」など)では、奥出直人さんの『デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方』、トム・ケリーの『発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』を読み進みつつ、デザインによって「イノベーション」を生み出す「デザイン思考」「デザイン戦略」という考え方、それを実現するための「創造のプロセス」、そして、実際のプロセスの中で使われる「フィールドワーク」「プロトタイプ」「ユーザーテスト」「ブレインストーミング」などの手法を紹介してきました。 社会に新しい価値をもたらすイノベーションを技術ではなくデザイン思考で創造することを目指し、そのためにユーザー中心のデザイン・プロセスで、観察
Java, プログラミングノリノリで書いてみる。 人月というのは「人月の神話」以来、現場の技術者にとっては「お金の計算にしか使えない単位」なのですが、発注者側に分かりやすいということでいまでも大はやりしています。というか受注者側もまじめにこの単位で計算しています。 そしてJavaの世界というのは、私のようにJavaが大好きだからやってる、という人間はすごく少数派で、「そろそろJavaでもやっとくか」「Strutsの使い方覚えたからもういいか」「できればJavaなんかいじりたくないなー。俺も早くプログラマに『これやっといて』って言えるようになりたい」という人のほうが多いのが実情なんですね。その点Rubyの世界は、今は「好きだからやってる」人が圧倒的でしょう。プログラム能力の高いJavaプログラマを探すのは、プログラム能力の高いRubyプログラマを探すよりずっと大変だろうと思う。 Javaの世
仕事の成功を妨げる原因はいろいろありますが、中でも最も頻繁に見られるのが「あとでやる」「あとで読む」「またあとで」というようにしてどんどん先送りにしてしまい、結果的に大きく遅延させてしまうというもの。 この先送りする習慣がついてしまうと、なんでもかんでもとりあえずスルーしてパスして、条件反射的に「またあとでやるから」というようにして自分で自分をごまかし続け、最終的には自分自身の仕事の業績、そして信頼などに跳ね返ってくるわけです。なんとかしなくては。 というわけで、この先送りして先延ばしにしてしまう精神構造について研究している第一人者であるシカゴのデ・ポール大学のJoseph Ferrari准教授、カナダの首都オタワにあるカールトン大学の心理学準教授Timorthy Pychylの両名による、先延ばしにしてしまう人が知っておくべき10個の真実についてです。 この10個の真実を知れば、セルフコ
http://anond.hatelabo.jp/20070224094417 頭のよさを隠して目立たないようにする処世術なんて足枷以外の何物でもないんだよ。それに思い当たったときは愕然としたね。目立つのが嫌だったし、「頭がおよろしいことで」って言われるのが癪だったから、余計な口出しはしないように、しないように十何年も暮らしてきた。その行動は全くの無駄だった。俺はもっと傲慢に、頭のよさを安全に剥き出しにする訓練こそを積むべきだったんだ。 痛いほどわかる。こういうところを早めに悟れるかどうかが、結果を出せるかどうかの境目だと思う。頭が良くてもそれを示せない奴より、多少自信過剰な奴の方がよっぽど使える。それが現実だ。 私は旧帝大の大学院を出た。元々研究者志望だったし、それなりの努力も積み重ねてきた。優秀な奴ばかりが揃っている大学だけれど、研究室に入った頃はホープ的存在だと思われていたらしい。少
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