バッグに入れていた飲みかけのお茶が、泡立っていた経験はないだろうか。 緑茶も紅茶も烏龍茶も、歩くだけで泡だらけになる。 で、飲んでげんなりする。しかも何時間待ったって、消えやしない。 どうして飲みかけのお茶類ばかり、こんなにも泡だらけになるんだろう。 こういう泡って、水はもちろん、他の清涼飲料水ではあまり見ない。 お茶について研究している、農林水産省野菜・茶業試験場に聞いた。 「それは、飲みかけかどうかは関係なく、お茶に含まれる“サポニン”という物質群によるものです。 サポニンには、洗剤や石鹸と同じ界面活性剤としての性質(水にも油にも溶ける性質)があるので、泡が立つんです。昔は茶の実から搾った油を、石鹸やシャンプーとして使っていましたし、今でも“茶の実シャンプー”を売っているところがありますよ」 なんとお茶の泡の正体は、石鹸の泡と同じようなものだった。だから泡立って、あんなにも消えにくかっ
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