「ゴーストライターは出版界では当たり前」「だまされたとは言わないけど、何か釈然としない感じ」−。代作問題で世間を騒がせた佐村河内守(さむらごうち・まもる)さん(50)が7日に謝罪会見を行ったのをきっかけに、ネットで改めてこの問題の議論が活発化している。意外な人物の過去の代作が暴露される一方で、代作を肯定する意見も多くの支持を得ている。 佐村河内さんの会見が行われた7日、『海猿』などで知られる人気漫画家の佐藤秀峰(しゅうほう)さんはブロマガで、ライブドア元社長、堀江貴文さんが刊行した小説『拝金』『成金』(いずれも徳間書店)について「実際には堀江さんは文章を書いていません」と代筆者の存在を指摘した。 佐藤さんは2作の表紙絵を描いており、代筆と知りながら仕事を受けたとして「加担したことを悔やんでおり、今は絶対に描くべきではなかったと考えています」「読者の皆さまに対し、甚だ不誠実でした」と謝罪