ソフトバンクグループ傘下のSBクリエイティブは13日、台湾・高雄地下鉄(高雄捷運、高雄メトロ)の公式キャラクター「高捷(たかめ)少女」が登場するライトノベル「進め!高雄少女(仮)」を今冬刊行すると発表した。同社によると、台湾の人気キャラとコラボしたラノベの出版は業界初。日本から海外各国に広がった萌えキャラ文化を逆輸入する形だ。 日本国内では近年、鉄道各社がマナー啓発や路線PRにオリジナルキャラを用いる例が一般化している。駅乃みちか(東京メトロ)や姫宮なな(東武鉄道)、スママ(西武鉄道)などが有名だ。 高捷少女も同様の位置付けで、昨年の登場以降、沿線を超えて全土で人気を集めているという。日本国内でもネットで注目され、SBクリエイティブはその人気に目を付けた。 同作は台湾出身のラノベ作家、三木なずなが執筆。高捷少女を構成する駅員の小穹(シャオチョン)、運転士の艾米莉亞(エミリア)ら4人組が登場