常に話題には乗り遅れる私ですが、ちょっと前、「変数を箱にたとえる」ことについて議論がありました。 プログラミングの変数を教えるときの「箱の説明」の是非について。 - Togetter 実のところこの話題は昔から何度も出てきた話で、「何周目だ」という話ではあります。私自身、「センス・オブ・プログラミング!」に書いたことがあります。 変数は「箱」か? - the code to rock そして、上記の「the code to rock」の文章にもありますが、「箱モデル」の代わりとしてよく提唱されるのが「名札モデル」です。 こういうことは文章で書いてもわかりにくいので、それぞれ、絵にしてみましょうか。 箱モデル ■「a = 5;」という代入 「aという名前が付いた箱に、5という値を格納する」プログラミング言語の入門書によく出てくる説明ですね。 ■それに続いて、「b = a;」という代入 ここで