ことし4月から企業の責任で健康面への機能の表示ができるようになった「機能性表示食品」の初めての飲料として、「脂肪の吸収を抑える」などとうたったノンアルコールビールが登場しました。 缶の表面には、「脂肪の吸収を抑える」と「糖の吸収をおだやかにする」という2つの機能が記載されています。 16日は都内の広場でPRの催しが行われ、キリンビールの布施孝之社長は、「いい商品ができれば、スピード感を持って消費者に届けられるため、この制度を利用した」と話していました。「機能性表示食品」の制度は、ことし4月に始まり、消費者庁によりますと、今月12日の時点で、メーカー側から届け出があった機能性表示食品は、「お茶」や「酢」など、15社の合わせて36の商品に上ります。来週には、「アサヒビール」も、食事の脂肪や糖分の吸収を抑える機能をうたったノンアルコールビールなどを発売する予定で、食品メーカーにとっては、国の許可