小田急線の線路地下化に伴い、2019年より東北沢駅から世田谷代田駅間の全長約1.7kmの線路跡地に誕生した「下北線路街」。2022年1月20日から開業するのが、下北沢南西口すぐの新エリア「NANSEI PLUS」と、その中核施設「(tefu)lounge」だ。“駅前の新しいあり方”を提案する同施設は、下北沢駅を行き交う人たちにとってどのような存在になるだろうか。 徒歩圏内の暮らしを一層充実「NANSEI PLUS」「NANSEI PLUS(ナンセイプラス)」は「下北線路街」の“開発エリア08”と名付けられていたエリアで、その名の通り小田急電鉄・下北沢駅南西口に位置している。開発を手掛けた小田急電鉄・まちづくり事業本部の橋本崇さんは、エリアのテーマを「自宅を中心とした徒歩圏内の暮らしを一層充実させる『駅前の新しい暮らし方・あり方』」だと語る。 再開発により新たに誕生した下北沢駅南西口からすぐ