神奈川・真鶴町に建つ、通称『真鶴の家』。ただおしゃれというだけではなく、実は完全なるスマートホームのモデルとして建てられた家なのだ。さまざまな家電がネットで繋がり、声で操作できたり、自動で動くIoTを実現した部屋の中を、いち早く体験した2組のファミリーに密着。コロナ禍で変わる新しい暮らし方とは?を考えながら、体験会の様子をレポートする。 神奈川・真鶴町のスマートホーム(提供:リビングテック協会) 最新家電が繋がる『真鶴の家』って? 東京から電車で1時間半ほど、神奈川の南西部に位置する真鶴町は、相模湾を臨む小さな港町で、鯵や鯖、金目鯛や生しらすなど新鮮な地魚も豊富。釣り好きで知られる故・梅宮辰夫さんが晩年を過ごした豪邸が建つ人気の別荘地でもあり、東京からの移住者も多い。 真鶴駅から車で5分の海沿いに建つ『真鶴の家』は、サラリーマンの郊外居住とスマートホームの普及促進を目的に建てられたモデルハ