当社では、ほぼ全従業員がVDI(Virtual Desktop Infrastructure、仮想デスクトップインフラ)を利用しているので、在宅勤務実施者が増える=VDIへのリモートアクセスの増加に直結することになります。標準VDIとセキュアVDIを合わせるとトータルで約5万5000台のVDIが利用されているので、“在宅勤務推奨”に伴い、リモートアクセスで想定していた9000台を大幅に超える数のアクセスが押し寄せる可能性が高くなりました。正直なところ、われわれIT部門はかなり焦りました――。 このように語るのは、リクルート ICT統括室 インフラソリューションユニット インフラソリューション部 部長の石光直樹氏だ。@ITの人気連載「リクルート5万人のテレワーク/VDI環境大解剖」で石光氏は、リクルートにおけるVDIの導入、運用、コロナ禍対応、そして今後のICT環境を紹介してくれた。 パンデ