血液検査「フォーネスビジュアス」は、少量の血液から約7000種類のタンパク質を一度に測定し、AI技術を組み合わせて、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスクを予測する検査法。「コロナ禍で運動不足になって健康データが急激に悪化した人が多い」という。 「心筋梗塞や脳卒中のリスクを指摘されてしまいました」 都内の会社勤務、福島浩二さん(仮名=50代)は、日頃から自分は健康体と思っていた。しかし、NECグループのフォーネスライフ(東京都)による血液検査「フォーネスビジュアス」を2021年受け、その検査結果にショックを隠せない様子だった。 少量の血液を採取するこの検査は、約7000種類のタンパク質を一度に測定し、AI(人工知能)技術を組み合わせて、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスクを予測する。心血管や脳血管疾患は、がんを含めて三大疾病と呼び、七大生活習慣病は心血管や脳血管疾患、がんの他、高血圧、糖尿病