人間はすぐに自然を支配したがりますが、人間が自然を支配下に置くことができるって考え方自体傲岸不遜であろうと感じます。 そもそも不自然で、無理があるからです。 人間は自然という巨大なモノの『微細な一部』に過ぎません。 自然の中に動物がいて、植物がいて、人間がいるのです。 自然にとって人間が特別だったことはないし、これからも特別であることはないでしょう。 私の場合「人間って地球で一番偉いんだぜぇ!!」的な世界観を抱いたことがありません。 というか「人間ってなんて出来損ないの生き物なんだろう」という想いがずっと心を離れないのです。 それは大層な思索探究の末に辿り着いた結論などではなく子供の頃からずっと心の奥底にあるものです。 自然を支配したがる人ってのは心の根っこに「人間って地球で一番偉いんだぜぇ!!」的な世界観がある気がします。 というかそれがなければ自然を支配しようなんて考えないでしょう。