映画『ミリオンダラー・ベイビー』の感想・評価・内容・結末 この映画は21世紀、いや映画史を代表する一作と言って良いでしょう。まず、、脚本のポール・ハギスの才能が素晴らしいです。これほどまでに深い物語を書く人はそういません。クリント・イーストウッドはポール・ハギスを発掘して世界に送り出したこと功績も大きいです。これほど心にズシリと重石をのせてくる映画はそんなにありません。「生死の選択」「生きる不幸」とか「死ぬ自由」などと考えさせます。もしわたしがフランキー・ダン(クリント・イーストウッド) の立場だったらどうするのだろうか、、、。まったくわかりません。また、もしマギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)の立場であったなら「やっぱり死にたい」と願います。これはわかります。この映画はこの二人の最後の最後の決断に全てが込められています。 この映画の登場人物たちは自身の歩んできた過去に強い悔恨