『青の母』はこんな漫画 七瀬絲子(ななせいとこ)は7歳の頃、母親に殺されかけるという悪夢を経験しました。 この体験により絲子から笑顔が失われてしまいます。 施設で心を閉ざす彼女を救ってくれたのは、生方冬弥(うぶかたとうや)という少年でした。 月日が経ち19歳になった絲子は冬弥との結婚を目前に控えています。 しかし彼の生まれ故郷である水籠村(みごもりむら)には、ある忌まわしき因習が残されていました。 その悪しき伝統によって再び悪夢の世界へ導かれてしまう絲子。 悲しい運命に巻き込まれていくヒロインの姿を描いた『青の母』! 今回はこのダークファンタジー漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。 不気味な人形がインパクト抜群の物語に衝撃を受けてください。 『青の母』フクロウが絲子にもたらす悲劇とは? 前編 幼い頃の絲子が施設でおもちゃのピアノを弾いています。