南アフリカ・ブルームフォンテーン(Bloemfontein)で行われた式典に臨む南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)前大統領(2012年1月8日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【2月11日 AFP】スーダンと南スーダンは、エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)で10日、両国の国境画定問題をめぐるアフリカ連合(African Union)主導の交渉で「不可侵条約」を締結した。 仲介の中心役となった南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)元大統領は、記者団に対し「両国は不可侵と相互協力に合意した」と述べた。 条約の調印は、南スーダンの情報局のトップ、トーマス・ドース(Thomas Douth)氏と、スーダンのムハンマド・アタ(Mohammed Atta)国家情報治安局長が行った。 条約によると、両国は「互いの主権を尊重して領土を侵